今や子どももケータイを持つ時代、基本的なコミュニケーションであるEメールは、インターネットの世界とつながる第一歩です。でも、親から子どもにちゃんとしたメールの使い方を教えるにはどのようにしたらよいのでしょうか?
今回は、そんなお悩みの家庭にぴったりのiPadアプリをご紹介します。
そのアプリの名前は「Maily」。特徴は、なんといってもカラフルな絵本のような説明でわかりやすく、親の目の届く範囲でメールを学ぶことができるところ。ワクワク楽しみながら安全なメールの使い方を学ぶことができるのです。
まずこのアプリではクレヨン風に絵を描いたり、写真を撮ることができます。そして、それを共有するために”送り先”をタッチすると、親があらかじめつくったリストが表示され、その中から知り合いの誰かに送ることができるのです。
子どものアクティビティは親のダッシュボードから常に見ることができるので、安心して我が子のメールさばきを確認できます。もしかしたら家族内のコミュニケーションを豊かにする効果もあるかもしれませんね。
Introducing Maily for iPad from Maily on Vimeo.
iPadに関連して、メール以外にもKickstarterには、子どもが安全に使えるカラフルなiPadケースづくりのプロジェクトがあります。このように、アプリやツール、アクセサリーなど、子どものデジタル教育の環境を整える動きも同時に出てきています。
フローレンスの駒崎さんのブログ記事にもありましたが、日本は教育への公的支出がOECD(経済協力開発機構)加盟国内で3年連続最下位なのだとか。つまり、まだまだ学校におけるデジタル教育になかなか予算を割かれていないのが現状です。
しかし、将来必ず当たり前になるだろうデジタル教育の分野。まずは家庭からできるような機会を増やすことが大切なのかもしれません。
[via Springwise]
(Text:佐藤慶一)