2009年6月にオープンしたニューヨークの空中公園プロジェクト「ハイライン(The High Line)」。これは、廃線になった列車の高架橋をリノベーションして公園にする都市再開発プロジェクトの1つということで、以前greenz.jpでもご紹介しましたね。芝生広場や、新しい展望台スペースなどもあり、アート作品展示もあり、市民の憩い・交流の場、観光名所となっているようです。
ハイラインは、歴史的な列車の高架橋を残すために、近隣住民の方々によるNPO団体が中心になって寄付を集め、行政からの許可や協力を得て始まったもの。市民主導の街づくりのモデルとしても世界でも注目を集めています。
さて、ハイラインではこれまでさまざまなパブリックアートプロジェクトを行ってきたようですが、モードなプロジェクトがこのたび始動!ハイラインの運営団体「Friends of the High Line」が、ラップドレスでおなじみ、ニューヨークを代表するブランド「Diane Von Furstenberg」(以下、DvF)とダブルネームで限定コレクションを発表しました!
DvFのヘッドオフィスがハイラインの通るミートパッキングディストリクトにあるということで、つながったのでしょうか。「Dreams Come True on the High Line(高架線をたどれば夢が叶う)」というハイラインのキャッチフレーズがモチーフになっています。鮮やかな黄緑のハートがDvFらしさ満点!
ノート、Tシャツ、ハット、バッグなどなど、幅広いアイテムが揃っており、価格も10~85ドルとお求めやすいカンジ!売上は全て、ハイラインの緑地の整備にかかる費用に使われるそうです。
「エコ」をまったく意識させないのに「緑」をしっかり推すDvFのデザインにあっぱれ!ニューヨークを訪れた際はぜひチェックしてみてください!