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読書を終えたらラザニアができちゃった!生パスタでできた、まるごと”食べられる”レシピ本

本屋さんに行くと、おいしそうな写真がいっぱいの、可愛いレシピ本がたくさん売られています。「これで料理上手になれるかも!」と思ってついつい惹かれて購入。でもそのレシピ本、買ったままになっていませんか?

実際に料理をつくるとなると、家にない材料や調味料を買いに行ったり、凝った料理だとそれなりの気合いと技術も必要。そこで今日ご紹介するのは、本を買った人が料理をするところまで考えられてデザインされた、「食べられる」レシピ本です!でもそれってどうゆうこと?

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上の写真をみてください。実はこの”本”、100%生パスタでできているのです!ページの一枚一枚がラザニアの生地になっているんですね。

ページをめくりながらレシピを読み、野菜や肉、たまごなど、ページごとに材料を入れていきます。

全て読み終わったと同時に下準備は完成です。あとはオーブンで焼いて出来上がり!生地をつくったり、材料がたくさん必要な”ラザニア”という料理のチョイスも絶妙ですね。ちょっと難しそうな料理にチャレンジしたいけど、作る自信が…という人にはぴったりなレシピ本です。

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デザインしたのは、ドイツのKOREFEというデザイン会社。企業と一緒に、デザインの力で新しいものをつくる活動をしていて、このレシピ本も大手出版社との共同プロジェクトによって生まれたものなのだとか。

レシピ本は普通、情報が載っているだけで、その後の行動までは考えられてないのが普通。しかしこのレシピ本には既に材料があり、読みながら料理をつくるので、読んだだけ・見ただけでは終わらないようにデザインされています。

日本にも、調理器具とセットになったレシピ本や、小麦粉などとセットになったお菓子のキットがあり、手軽に料理を楽しめる良いツールになっています。実際に作って楽しんで、食べておいしい。これからのレシピ本の可能性はますます広がっていきそうですね。

[via inhabitat]

(text:土橋遊)

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