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シカゴに登場した保険会社がプロデュースするカフェが企業と地域コミュニティをつなぐ場になる

nextdoor

以前、新聞社がプロデュースするジャーナリストが集うカフェのことをgreenz.jpで紹介しました。

今回紹介するのは、なんと”保険会社”がプロデュースするカフェ!保険会社「Next Door」がシカゴにオープンしたこちらのカフェは、企業が地域コミュニティとさらに近しい存在となるために誕生しました。

statefarmbeingspace

上の写真のような内装となっており、普通のカフェと同じようにコーヒーを飲むことができ、Wi-Fiも完備しているため快適に過ごすことができます。

コーヒーが飲める以外にも、ファイナンスに関するコーチングを受けることができたり、授業を受けることができるようになっていて、住民の人々は保険会社のスタッフの方に保険のことについて話を聞くことができます。

nextdoor_Schedule

ファイナンスのクラスの表示の仕方もキュートです。これから見た目がかわいいだけではなく、お店にいる人にクラスの開講状況を認知してもらいやすくなりそうです。

nextdoor_coaching

こちらがコーチングを受けられるスペース。個室もあって、人前ではなかなかし辛い話もできるように配慮されています。

ファイナンスや保険のことなどは複雑なことも多く、しっかり把握はできていないことも。にもかかわらずなかなか聞きに行くのは難しかったりすることが多いのではないでしょうか。企業側からこうして場所を作り、機会をつくり出してくれることは住民の人々にとってもメリットが大きいと思います。

さらに、こちらのカフェで提供されるものは、コーヒー以外無料!それは「人々が本当に求めているものはなんなのかを知りたい」というのがNext Doorの想いだからだそうです。人々が求めることを知り、会社に戻ってその意見を反映させることで、人々を助けることができ、Win-Winな関係を築くことができる、Next Door はそう考えています。

Facebookページなどオンラインでもコミュニティを作りながら、リアルな場でも関係を築く場所をつくる。21世紀の企業はこのような顧客との関係づくりを行なっていくのかもしれません。

[via Springwise]