スウェーデンでは毎週国民が国の公式Twitterアカウントの管理を行う、「Curators of Sweden」という新しいプロジェクトがスタートしました。このキャンペーンはスウェーデン大使館とプロモーション機関 Visit Sweden の依頼を受け、ストックホルムの代理店 Volontaire によって企画されたものです。
最初に投稿を行ったのはライターでありマーケターであるJack Wermer。12月10日から投稿を始め、次はボスニアからの居住者の Hasan Ramic が投稿を始めました。こうすることで、彼は自国のボスニアのことをツイートするでしょうし、それによって多様な見方が生まれ、新たなスウェーデンの魅力が発見され、旅行者も増えるかもしれません。
Twitterアカウントは毎週別の国民が管理し、アカウントの中の人たちはスウェーデンでの暮らし方についての投稿を行います。とくにその投稿内容についての検閲は行われないため、ポジティブなことばかりが発信されるわけではありません。これにより、スウェーデンという国の自然体に近い姿が見られるかもしれないですね。
国民が国に対して感じていることを発言してもらうというのは、国家ブランドの民主化とも言えます。今後も様々な職業の国民が公式アカウントの中の人としてツイートを行うことで、スウェーデンという国の様々な側面を見ることができるようになりそうです。
(via PSFK)
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