都会の街中では見知らぬ人と話す機会ってあまりありませんよね。ちょっとしたきっかけで、同じ場に居合わせる人とコミュニケーションをとれたら素敵だと思いませんか?
デザイナーのJulie Kimは、誰にでもできる簡単な仕掛けによって、街角を人々のコミュニケーションスポットにすることに成功しました。ロサンゼルスに暮らす彼女は、そこに様々な人が暮らすことを外国人に認識してほしいという思いから、コリアンタウンのとあるバス停にコーヒーテーブルを置いてみるという実験を行いました。
これがその様子を撮ったものです。
数分の短い時間内に、テーブルのもとに人が集まり、そこから会話が生まれている様子が伺えますね。
仕掛けが非常にシンプルなものであることに加え、世代や立場を超えて様々な人同士のコミュニケーションが生まれている点が興味深いです。この実験では、普段は接点の無い多くの民族間での会話が生まれたとのこと。
あなたもコーヒーテーブルを使って、街中にコミュニケーション空間をつくってみてはいかがですか。こうしたちょっとした工夫は、対話の場づくりやまちづくりにおける取り組みにおいても応用していけそうです。
(via GOOD)