greenz.jpでも何度か紹介しているリユース傘のシェアリング事業を行っている一般社団法人シブカサは、陸前高田市消防団の要請に応じ,シブカサの寄付を行いました。
岩手県陸前高田市消防団の方から「避難所用にビニール傘が必要」との連絡が、Twitterを経由してシブカサに届き、5月3日(火)に梱包作業を行い、約10箇所の避難所に向け郵送することに。
今回シブカサにコンタクトをとった高田分隊の方々は、日々刻々と変わる被災地のニーズに応じて支援をする為に、インターネットを通じて直接要望を送ることにより、ミスマッチが起きないようにしているそうです。
【参考記事】自治体の「中抜き」引き起こす被災地支援の新たな流れ
ーソーシャルメディアの歩き方(藤代裕之)
今回の支援に関して、シブカサ代表の末原弘喜さんからコメントをいただきました。
「梅雨に向けて何かしたいと思っていた矢先に、高田分団の皆様からtwitterにて連絡を頂きました。被災地の情報が錯綜する中、ソーシャルメディアで被災地の方とダイレクトに連絡を取り合い、必要な物資を送るのはWEB時代の新しい流れと感じています。
東北の梅雨入りは遅いため、今から傘の需要が伸びてくると考えています。他の避難所から連絡が来た場合、個人や企業との連携も行い、精一杯対応していきたいと思います。」
梅雨入りの遅い東北でこれから需要が高まっていくと予想される一方、その商品特性上、企業による支援は殆どないという”ビニール傘”。シブカサでは、今の段階から各所の避難所,支援ボランティアに活動の周知を行い、企業・個人とのネットワークを活かし他の避難所の要請にも対応していこうと考えているそうです。
Twitterなどのツールが普及したことで可能となった今回の支援活動。ビニール傘が必要な被災地の方、もしくは、必要だという被災地の声を聞いた方はシブカサまでご連絡を!
ニュースリリース