\11/12オンライン開催/ネイバーフッドデザインを仕事にする 〜まちを楽しみ、助け合う、「暮らしのコミュニティ」をつくる〜

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いつでもどこでもサッと座れるポータブル&ウェラブルなイスで、新たな空間が街に生まれる!

Undpartner

街をブラブラ歩いていて、ふと「ここで休憩したい」と思っても、近くにベンチやカフェでもない限り、すぐに座ることはできません。そんな時に首からサッと外して近くのフェンスや手すりなどに引っ掛けると、その場でイスに早変わりするのが「Undpartner」です。

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ポータブルな折りたたみのイスなら巷にいくらでも溢れていますが、“ウェラブル”なイスというのが斬新です。デザインしたのは、オーストリアのBarbara GollacknerとMichael Walderです。二人は、誰もが気軽にくつろげる「パブリックスペース(公共の空間)」が街からどんどん消えていき、代わりにどこかの誰かの「プライベートスペース(立ち入り禁止の空間)」ばかりが増えていくことを憂いていました。そこで、座りたいと思った瞬間に、今すぐそこで座ることができるイスをデザインしました。そうすることで、街にパブリックスペースを取り戻すことができるのではないかと考えたのです。

イスのあるところには人が集まり、人の集まるところが“場”となります。街中のいたるところに“場”ができることで、これまでに無かった新しいコミュニケーションも生まれそうです。造形美だけでなく、ソリューションこそがデザインのチカラだと、改めて感じさせてくれるイスです。

(via PSFK

こちらも新たなコミュニケーションが生まれそうなイスです