最近の自動車は、ドライビング性能だけでなく、ゆったりとくつろげる空間になるよう、インタリアにも様々な工夫が施されていますが、長距離ドライブや渋滞にハマったときは、乗っているだけでもぐったりと疲れてしまうもの。そこで、究極のくつろぎを与えてくれる(?)ユニークな自動車が登場しました。
米シカゴで開催された自動車ショー「Chicago Auto Show」でお披露目されたこの自動車は、日本の自動車メーカー「スズキ(Suzuki)」が1970年代のソファをリユースして製作した「動くカウチ(Drivable Sofa)」。カウチソファのくつろぎ空間にそのままホイールを付けてみた、というユニークなクルマです。両サイドの肘掛けにはサイドミラーが装着され、乗り降りしやすいよう、ハンドルはソファの真ん中にあります。メタリックな足型のアクセルペダルもオシャレですね。
ちなみに、この自動車には、スバル社の単気筒「”Robin” SP170」エンジンが搭載され、リヤアクスルにブレーキを装着。自動車としての機能はバッチリです。実用化はまだまだ道のりが遠いかもしれませんが、アミューズメントパークやイベント会場にあると楽しいかも!
[via Inhabitat]
カウチソファーでできたクルマの様子をフォトギャラリーでチェックしよう。