今年の世界難民の日、
ルクセンブルクのUNHCRは、
数百万人の人が苦しい生活を
強いられていることを伝えるために、
駅のコンコースで思い切った
広告アクションを実施しました。
上の写真を見てください。
小さなテントのようなものが並んでいますが、
これは実は、難民のことを伝えるための
リーフレットなんです。
折りたためばブルーのテントのようになる
リーフレットをつくり、駅のコンコースを
小さな難民キャンプにしたんですね。
リーフレットを配ることそのものを
イベントにすることで、
多くの人に情報を伝えるというアイデアです。
当日の様子をおさめたムービーはこちら。
リーフレットにこめられた
メッセージは次のようなもの。
「私たちがレジャーに使うような青い小さなテントが、
難民の人たちにとっては、ただひとつの住まいなんです。
6月20日は世界難民の日。
苦しんでいる男の人、女の人、そして
子どもたちのことを想像してみてください。
難民のことを考える人が増えれば、
私たちは難民キャンプの青いテントを
片付けることができます。」
リーフレットの渡し方にも、
クリエイティビティが必要なんですね!