greenz.jpでは以前、1種類のワンピースで1年間過ごすチャレンジ「Uniform Project」を紹介しましたが、今回紹介するのは、1年間毎日違う洋服を作って着るというチャレンジ「New Dress A Day」。アメリカに住むMarisaという女性が行っているのですが、年間365ドルの予算で、つまり1日平均1ドルというお金だけでチャレンジしています。
1日1ドルでどのような洋服ができるのか、彼女のワードローブを覗いてみませんか?
「New Dress A Day」は、Marisa Lynchが、2009年11月から取り組んでいるチャレンジ。ガレージセールやフリーマーケットなどで購入した洋服をミシンを使ってリメイクすることで、365日違う洋服を作り続けることに挑戦しています。しかも、予算は1日1ドル、という条件付きということで、なかなかタフなチャレンジだと言えます。
ブログでは、洋服のbefore-afterやリメイク方法が毎日公開されています。「1ドルの古着がきちんと着られる服になるの?」と懐疑的な人もいるかもしれませんが、彼女のブログを見る限り、素敵な服に仕上がっています。中には「これ、欲しい!」と思わせるような洋服もちらほら・・・ということで、彼女のブログからいくつかリメイク作品を紹介したいと思います!
持続可能なファッションを追求する試みとして始められた「Uniform Project」とは異なり、 「何かクリエイティブなことがしたい!」というプライベートな理由からMarisaのチャレンジは始まりました。しかし、彼女の挑戦は、「Uniform Project」と同様に、少しの工夫で誰でもできる持続可能なファッションの楽しみ方を、身をもって教えてくれていると思います。彼女のブログにはこうあります。
One person’s trash is becoming my treasure this year
日本語訳だと「誰かにとって不要になったものでも、私の宝物になっていくのです」。宝探し感覚で楽しんでいるからこそ、毎日続けることができるのかもしれませんね。
さて、彼女のチャレンジを見て、洋服のリメイクに興味を持った人もいるのではないでしょうか。Marisaによると、クローゼットの中で眠る自分の洋服のリメイクから始めるのがオススメとのこと。そして、その洋服の好きな所や嫌いな所、着なくなった理由などをじっくりと考え、リメイクすると良いのだそうです。また、彼女のブログには、どのようにリメイクしたのか、その手順や方法が画像入りで掲載されているので、参考にしてみてください!
ネットカフェならぬ、ミシンが置いてあるミシンカフェ(?)が、パリでは登場したようです。もしかしたら、リメイクガールの時代がくるかもしれませんよ・・・・・・。
365ドルで、365日間、365着の新しい洋服を作って着るというチャレンジ