今や世界650都市で行われているグリーンなキーパーソンが集うネットワーキングパーティ“green drinks”。greenz.jpは2007年よりgreen drinks Tokyoをオーガナイズしているが、昨年末、日本でのオープンなプラットフォーム“green drinks Japan”として正式にお披露目し、全国開催を呼びかけてきた。
キックオフパーティから約3ヶ月。各地で巻き起こっているgreen drinks Japanのムーブメントを追ってみよう。
キックオフ後、まず先陣を切ったのは、green drinks Yokohama。ユナイテッドピープルが2008年に行っていたパーティの復活版として、2月27日に再スタートを切った。
海辺の倉庫を改修したアーティスティックな空間で、FMヨコハマ、Hama Boom Boom!プロジェクトなどによる横浜のグリーンな活動のプレゼンテーションから、ジャグリング、ビジュアルアートなどのパフォーマンスまで、会場に詰めかけた大勢の参加者を盛りだくさんの企画で楽しませてくれた。
写真を見ていただければお分かりのとおり、学生さんの参加が多かったのが特徴的だったgreen drinks Yokohama。若い力が集結し、ハマから新たなムーブメントが始まりそうな予感!
一方、所を変えて東京・秋葉原では、3月16日(火)、green drinks AKIBAのキックオフパーティが開催された。
green drinks AKIBAは、秋葉原を代表する複合施設秋葉原UDXを会場に、4月から毎月第3火曜日に開催されることが決定。この日は、今後の企画を参加者みんなで考えるという趣旨のキックオフパーティで、自由な雰囲気の中、参加者同士の活発な意見交換や交流の場となっていた。会場には初音ミクの曲が流れるなど、秋葉原ならではの演出も盛り上げに一役買っていた。
パーティの前半には、現在運営の中心となっているNPO法人リコリタ、会場を提供し共催としても関わるUDXオープンカレッジをはじめ、秋葉原を愛する個性豊かな面々が次々にプレゼンテーションを行った。リコリタの真田さんは今後について、実行委員会方式で進めていくことを発表。アイデアややる気のある人が自由に運営側に関わっていけるのもgreen drinksの大きな魅力だ。
今後、アースデイ、打ち水、秋葉原菜園の収穫など、エコイベントにあわせた様々な企画も構想に挙がっているのだとか。秋葉原ならではの独自文化とエコの融合でどんな場作りが行われていくのだろうか。今後の動きに注目!
さて、その他の地域でも次々に開催されるgreen drinks Japan。3月20日(土)にはgreen drinks水戸が初開催となったが、今後も、3月28日(日)はgreen drinks湘南、さらに4月10日(土)にはgreen drinks甲府と、毎週のように日本のどこかでグリーンピープルの集いが開催される予定となっている。気になるテーマや地域を見つけたら、気軽に参加してみよう。
自分の地域で開催されてない?そんな方は、あなたの地元で、あなたがgreen drinksをオーガナイズしてみてはいかがだろう。地域おこしに、仲間づくりに、プロジェクトの立ち上げに……その目的は様々。地域の個性ある出会いの場を作り、一緒に日本のグリーン・ムーブメントを盛り上げて行きたい、そんなあなたのエントリーを心よりお待ちしています!
今後の開催は?green drinks Japanのサイトをチェック!