「働く」で社会を変える求人サイト「WORK for GOOD」

greenz people ロゴ

無料で使える、楽しめる!オススメなグリーン系iPhoneアプリ20選

iPhone Apps: Creative Commons. Some Rights Reserved. Photo by Sigalakos

iPhone Apps: Creative Commons. Some Rights Reserved. Photo by Sigalakos

世界中でユーザ人口がどんどん増えているiPhone。米広告会社「AdMob」の調査結果によると、2009年11月時点で計2530万台が世界に出回っており、特に、日本でのユーザ数は2009年1月から11月の間で350%と急速に伸びているそうだ。iPhoneの魅力のひとつはなんといっても、エンターテインメント・ビジネス・オンラインコミュニケーションなど、多ジャンルにわたって様々なアプリケーションが使えること。そこでこちらでは、環境や社会貢献をテーマにした「グリーン系」の無料iPhoneアプリをご紹介しよう。

1. グリーンライフハック系

「持続可能な生活って、具体的に何からどうやればいいの?」という方にオススメなのが「Go Green」だ。環境に優しい生活行動のためのコツが、起動するごとに1つづつ紹介される仕組みになっている。同様の生活術系アプリとしては「The Green Lemur」や「The Green Book Lite」なども参考になる。また、「GreenSpot Lite」、「Ecoki」、「Huffington Post Green」で最新のグリーン情報を定期的にゲットし、自分流にグリーンライフをカスタマイズしていくと、ライフスタイルをデザインするという新たな楽しみが味わえるだろう。

Ecoki for iPhone: Copyright(C)2010 Ecoki, All rights reserved.

Ecoki for iPhone: Copyright(C)2010 Ecoki, All rights reserved.

2. カーボンフットプリント系

私たちは日常生活を通じてどれくらいの二酸化炭素を排出しているのだろう?これをiPhoneで把握できるのが「CO2 calculator FREE」(有償版は230円)。この動画で紹介されているように、日本国内のガス・電気・乗り物・家電製品などについて二酸化炭素排出量をカンタンに計算することができる。また、「Carbon Tracker」や「Carbon Calc」、「MyCarbon」もカーボンフットプリントを計測できるツールとして人気だ。

3. オーガニック系

環境負荷が低く体にも優しいオーガニック製品はiPhoneユーザの間でも関心の的。たとえば、「Go Organic!」はオーガニック食材が購入できる米国内のスーパーを検索したり、主要メーカーのオーガニックフードについて調べることができるツールだ。また、食品・洗剤・日用品・玩具を対象にオーガニックの観点から評価したランキングがチェックできる「GoodGuide」、地元の食品・製品が購入できる店を検索できる「iLocavore」(米国中心)、オーガニックフードのレシピを紹介している「Whole Foods Market Recipes」なども便利な情報源になるだろう。

greenz/グリーンズgreen_iphoneapps_4

4. グリーンモビリティ系

自動車中心の生活から自転車やウォーキングの生活にシフトすることは、地球に優しいのみならず、健康づくりにも役立つ。たとえば、以下の動画で紹介されている「Bluewalks Walking Tours」はユーザがオススメのウォーキングコースを紹介し合うコミュニティだ。自転車派の方は「Bike Your Drive by REI」も便利。自転車を使ったことで節約できた金額や消費カロリーまで表示される仕組みになっている。

5. 社会貢献系

ハイチ地震でiTuneが義えん金を募集したり、チャリティアルバム「Hope for Haiti Now」の配信を開始したことは記憶に新しいが、iPhoneのプラットフォームを社会貢献に活用するという動きは他にも増えている。以下の動画は、ハイチの現状を伝え、支援を募るアプリ「Haiti Connect」のスクリーンショットだ。これを使えば、CNNやABCなどで報道されているハイチに関するニュースがチェックでき、米国赤十字(American Red Cross)やユニセフ(Unicef)などを通じて募金することができる。また、”超お手軽系”寄付アプリとしては、米国ではお店に入るだけで寄付ポイントが貯まるという「CauseWorld」も注目されているそうだ。一方、ボランティアするとその分がケニアの難民の収入になるという「GiveWork」や以前greenz.jpでも採りあげた「 Extraordinaries」など、募金だけではなく、iPhoneから具体的なボランティア活動に参加できる試みもいくつかみられる。

iPhoneの普及が進むにつれ、このプラットフォームを活用した環境保護や社会貢献活動は今後も増えていくだろう。iPhoneユーザの方はぜひ一度これらのアプリを実際に使ってみてほしい。iPhoneのトビラから持続可能な未来への第一歩が開くかも!

トイレの水音を出せるiPhoneアプリ「トイレでエコ」を使ってみよう。

ダウンロード1回につき木が1本植えられる「A Real Tree」に参加しよう。

スティービー・ワンダーやビヨンセなど、有名アーティストが多数参加しているハイチ救済チャリティアルバム「Hope for Haiti Now」を聴いてみよう。