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フェアトレードで、世界を変える買い物をしよう。「ピープル・ツリー」秋冬号発売中!

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国内外で衣類の低価格化が止まらない。1998年のユニクロブームから始まり、ここ1,2年の経済悪化から、もともとスーパーだったSEIYUも「KY」(カッコイイヤスイ)の名の下にファッション界に進出。さらにはH&MやFOREVER21など大量生産型の海外ブランドまで上陸し、今まさに「ファストファッション」が大人気だ。

だけど、その服。ちゃんと「フェア」に作られているんだろうか?

安く手に入る服の背景には、大量生産を可能にするため、労働者搾取や児童労働などの事実が隠されている事がある。今回は、そんな不透明な背景をクリアにすべく奮闘するフェアトレード通販カタログ「ピープル・ツリー(People Tree)」秋冬号を紹介する。

greenz.jpでも過去に取り上げている「ピープル・ツリー」とは、サフィア・ミニー氏が創刊した、環境に配慮したフェアトレード商品を取り扱う通販マガジンだ。

独自の「環境ポリシー」(Eco policy)に基づいて商品を生産するなど、環境問題にも積極的に取り組む姿勢が多くのグリーンコンシューマーの共感を呼び、今となってはフェアトレードを扱うファッションブランドの代名詞と言えるまで成長した。雑誌を開くと、手作業の技が詰まった色とりどりの服や小物、エコアイディア満載のグッズやフェアトレードチョコレートまで幅広く掲載されており、見ているだけで楽しくなるはず。

今号では、外部デザイナーとコラボレーションした特別な秋冬コレクションを発表。世界で活躍するデザイナー達、イーリー キシモトボラ・アクス、ジェシカ・オグデン、カレン・ニコルの4組が参加した。コレクションは、9月よりピープル・ツリー直営店、カタログ、ウェブサイトで販売するほか、10月からは髙島屋(東京店・横浜店・新宿店・大阪店・京都店・ファッションモール(オンライン)にて一部販売)、SELECT Cafe などでも販売する。

また「ピープル・ツリー」は、商品カタログとしてだけでなく、グリーンな情報を発信するという点においても他のメディアに引けを取らない。

今回は、インタビュー記事でイギリスを代表するオーガニックコスメブランド「ジョー・ウッド・オーガニクス」の代表ジョー・ウッド氏をフューチャーしている。元モデルでローリーングストーンのギタリストと結婚するなど華やかな経歴を持つ彼女が、なぜピープル・ツリー基金の親善大使となったのか。その経緯が、バングラデシュのスラム街が抱える社会問題と共に書かれている。

彼女はこう力強く語る。

「私たちが安い服を買いたがるためにバングラデシュの労働者はひどい暮らしを強いられている。これは犯罪よ。だから私たちが行動を起こさなければ!」

つい「安いもの」へ走りがちな消費者としては、なんともギクッとさせられる言葉。しかし、彼女のエネルギッシュなメッセージは私たち消費者のあるべき姿を教えてくれる。彼女の魅力が詰まったインタビュー記事以外にもサファイア・ミニー氏のコラム「都会と田舎」や商品紹介の合間に入る小話などがあり、読み物としても十分読み応えのある内容だ。

また、このカタログに登場する生産者のキラキラとした笑顔を写した写真にもぜひ注目したい。

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(people tree HPより抜粋)

この写真を見るだけで、カタログに載っている製品たちが急に輝きを増していくのだ。こうして作る人と買う人の想いをつなぐのも、「ピープル・ツリー」が持つ魅力の一つではないだろうか。

言葉で「国際協力」というとなんだか堅苦しいけれど、自分たちが意識すれば、取り組める問題は意外とすぐそばにある。この秋は、買い物を通じて気軽に国際協力できる「ピープル・ツリー」で、心も体も温まるフェアトレード製品をチェックしてみよう。

ピープル・ツリー(people tree)

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(カタログ代500円)
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