あれあれ?見慣れた東京の街がいつもとちょっと違う。じゃじゃん!今日から東京は緑溢れる街になりました。
と言っても、これは写真の中の話。東京の街中の写真を加工して、東京を緑溢れる街にしてしまった。その名もGreen Islandプロジェクト。tagさん、IMKWさん、immrさんの三名のクリエイターが「緑溢れる東京」を創り出している。
渋谷ハチ公前スクランブル交差点も緑の芝生に!
Photo by Green Island.
コンセプトで、プロジェクトを始めた背景をこう語る。
アートの一つの指標として「心を刺激するもの」とするならば、
芝生の広場は、まさに心を刺激する一撃があると思います。大人になると芝生の上で無邪気に走り回る事はないですが、
休日の憩いの場としての広場は、参加できる、体験するアートに近いものだと感じます。例えば、
街が緑の芝生に覆われたら?
道が芝生だったら?
人々はどんな風に見えるだろう?
そんな想いからこのプロジェクトがスタートしました。
アートが多様化・抽象化し、ともすれば小難しいものと見られがちだが、アートをシンプルに「心を刺激するもの」と捉える見方はとても分かりやすい。そして、自然の持つ「心を刺激する」力の大きさは、多くの人が実感として持っていることではないかと思う。緑に触れて温もりを感じたり、荘厳な大自然を前にして己の無力さを感じたり……。
品川駅前です。Photo by Green Island.
「機能」や「お金で買えるもの」が満ちている都市の中で暮らしていると、心が揺さぶられる瞬間に出くわすことは少ない。都市を離れて自然を感じに行く方法もあるが、都市の中に自然が溢れていたら、どんなにか日常的に心が刺激されるものかと嬉しくなってしまう。
六本木も緑に覆われてます。Photo by Green Island.
再びコンセプト。
大きな企業が実施するような、木を植えたり、井戸を掘ったりは
僕たちには出来ませんが、想像することは出来ます。
少なくともそのイメージを喚起させる事が出来れば幸いです。
インスピレーション、希望、勇気、温もりなど、たくさんいただきました!この風景をどう実現するかは、受け取った側の課題と責任なのかもしれませんね。
なお、個人的には、路面の芝生だけではなく、壁面(ビルの壁)に緑の蔦がつたっていると、嬉しさ倍増です。
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都市緑化の秘密兵器。屋上緑化用の土、ルーフソイルはこれだ!