ここ最近、Twitter関係のサービスが続々とリリースされ、その勢いには目を見張るものがある。イギリスでは、議会さながらの議論が繰り広げられるTwitterサービスが登場した。
ウェストミンスターならぬTweetminsterは、Twitterを使って政治や生活の情報により簡単に繋がることのできる、公共のサービスである。イギリスの政治についてリアルタイムで情報を追跡したり、期待している政治家の発言を逐一フォローすることができる。国会議員も登録しており(そのうち60%は労働党)、議員の個人ページには最新のつぶやき(Twitter)や、フォロワーやよく使う言葉のタグが表示される。
Tweetminsterは、本物の政治家とTwitterを使って政治や生活について意見を交わし、誰もが簡単に政治に参加できるようにすることを目的としている。このシステムを使うことで政治の透明性を上げ、その透明性を利用して、政治をより良いものへ変えていこうとしているのだ。
さすが、古くから二院制議会政治が発達していたイギリスならではと思いきや、このサービスはアメリカの政治討論サービスtweetcongressを参考に作られたものだそう。
日本でも、このような誰もが政治の議論に参加できるTwitterサービスがあれば、政治に対する関心も高まりそうな気がする。政治家の発言がダイレクトに届くのは、有権者にはとても良い事だけど、政治家の皆さんは今まで以上に失言に気をつけなきゃいけないかも。
まずはTwitterに登録しなきゃ
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