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今週末にいかが? 雑誌「pen」×コニカミノルタ、「eco & art 展2009」入場無料で開催中! 

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photo by KONICA MINOLTA

東京のターミナル駅である新宿。近くを通ったら、コニカミノルタプラザをのぞいてみよう! 3月23(月)まで、「eco & art展2009」が開催されている。

注目なのが、雑誌「Pen」とのコラボレーションによる展示だ。

これは、昨年3月に開催した雑誌「Pen」とのタイアップ企画「eco & art展2008 Pen × KONICA MINOLTA PLAZA」の第2弾。環境活動と文化・芸術への支援を目的としている。

今回は、ギャラリーBで「eco & art Sellection by Pen」を行うほか、新たにギャラリーCで「KONICA MINOLTA エコ&アート アワード 2009〜SAVE THE EARTH IDEAS〜」を展開する。さて、詳しくみてみよう。

ギャラリーBで「eco & art Sellection by Pen」は、「Pen」の2008年「オランダ・デザイン最新案内。」(11/1特集号、第2特集)「クリエーティブ・アワード08-09」特集(11/15号)、「現代アート最新MAP」特集(12/15号)などから、環境問題にかかわるモノ・コト・アイデアをセレクトして紹介。また、アーティストによるエコ&アート作品を展示する。

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出展者は、2006年にデンマークのコペンハーゲンで設立されたブランド「mater」。環境に優しく伝統工芸技術をサポートしながら、持続可能な社会的責任のあるデザインを創り出している。日本からは、日本の伝統美を原点にした紙の器「WASARA」。循環型社会に適したプロダクトだ。ほかにも、「hhstyle.com」「krejci」など注目ブランドが揃う。また、重松淳也氏HRH(デザイナー)、中村竜治氏(建築家)、昨年の同展でTシャツ・パフォーマンスも行ったユン・ホソプ氏(環境デザイナー)による、作品も見逃せない。

ギャラリーC「KONICA MINOLTA エコ&アート アワード 2009〜SAVE THE EARTH IDEAS〜」では、6〜35歳の若手クリエーター、アーティストから応募のあった作品296点の中から、アートの視点で環境活動を促進するための芸術作品、製品、デザイン、グラフィックデザインなど入選した25人の作品を展示する。最終審査は22日で、「グランプリ」「オーディエンス賞」などが決定する。審査員は、萩原修氏(デザインディレクター)、安藤貴之氏(Pen編集長)、清川あさみさん(アーティスト)など。

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オーディエンス賞も用意しており、ユン・ホソプさんがデザインした同展記念バッジ(100円)を購入し、台紙の投票券を入手することで投票できる。バッジの売り上げはWWF(世界自然保護基金)に寄付される。

このアート展と並行して、園原徹氏による写真展も設置されている。今、環境問題の的となっている極北地方の大地の上で出会あった動物たちの写真だ。自然と人間の共存について意識できることだろう。

入場無料なのに、この内容の充実ぶりといったら! さらに、コニカミノルタプラザの常時展示で使用する8,000kWhの電力は、すべてグリーン電力でまかなわれているという。環境に優しく、五感を刺激するこの展示会に、立ち寄ってみて。

「eco & art展2009」スケジュール

開催期間 3月6日(金)〜3月23日(月)
開催時間 10:30〜19:00(最終日は15:00まで)
場所 KONICA MINOLTA PLAZA
電話 03-3225-5001
入場料 無料
交通機関 JR新宿駅東口、地下鉄丸の内線新宿駅A7出口から徒歩1分(フルーツの新宿高野4F)