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お熱いのはラブだけじゃなくってよ。セレブなエコカップルの活動を一挙紹介!

greencouples
世界のセレブたちは、知名度や収入に比例してグリーンな活動にも熱心だ。一昔前なら、どこかの団体に多額の寄付をして「はい、終しまい」なパターンも多かったけれど、最近は真に役立つ社会貢献を、自ら考え自ら実行しているセレブも多い。今回は、夫婦・パートナー揃ってエコにご執心なカップルの、幅広いエコ活動をご紹介しよう。


ブラッド・ピットアンジェリーナ・ジョリー

世界を飛び回る超有名セレブの二人だから、カーボンフットプリントは少ないとは言い難い。でも、それを補って余りあるグリーンな活動を、多方面で実施中。
例えば、ハリケーン被害に遭ったニューオーリンズのグリーンな再建計画「Make it Right」への協力、カンボジアの自然保護区に500万ドルを寄付、グリーンなデザインのPBS(公共放送サービス)でナレーション、ハイチのクリーンストリートプロジェクトをサポート、エココスメのKiehl’s社と共にチャリティのための資金集め、などなど枚挙にいとまがない。セレブらしい贅沢のように思えるワイナリーの購入も、オーガニックのワイナリーというおまけ付き。また、双子を出産後のアンジーは、スタイルを元に戻すためにオーガニックフードを食べ、子供たちには竹素材のパンツを買ってあげるそう。

エリカ・バドゥジェイ・エレクトロニカ

20年間ベジタリアンだったソウルシンガーのエリカ・バドゥは、2年前に家族と共にヴィーガン(純菜食主義)になった。エリカ曰く、

私の子どもは産まれた時からヴィーガンのオーガニックベイビー

だそうだ。地元ダラスには、音楽やダンスを通して若者を支援する「 Beautiful Love Incorporated Non-Profit Development(B.L.I.N.D.)」を設立。ハリケーンカトリーナとリタの被害後には、若い避難民のためのプログラムのスポンサーにもなった。極めつけは、3番目の赤ちゃんの出産・誕生に使われる紙を節約するため、赤ちゃん誕生の瞬間から赤ちゃんの名前の発表まで、すべてTwitterで報告したのだ!

ケイト・ブランシェットアンドリュー・アプトン

女優ケイト・ブランシェットと脚本家の夫アンドリュー・アプトンは、2007年にシドニーコンテンポラリーシアターのアートディレクターに就任した。彼らは、真っ先に劇場をグリーンにすることに取り掛かった。パンフレットはカーボンニュートラル紙に印刷する、廃棄物処理の契約を見直す、など少しずつ進めた。今は、大きな太陽光発電装置と、水道の分解処理設備の設置をしたいと考えている。また、シドニーの自宅をエコリノベーションするのに、150万ドルを費やしたとも言われている。
ケイトは、地球温暖化の防止を訴えるWWFの国際的なキャンペーン「Earth Hour」や、オーストラリアの地球温暖化に反対する「Walk Against Warming」にも参加した。

ローラ・ダーンベン・ハーパー

エコに傾倒している女優ローラ・ダーンとロックミュージシャンのベン・ハーパーのカップルは、2人の子供ができてから、更にエコ度が上がってきたように見える。ローラは「 Children’s Health Environmental Coalition(CHEC)」の広報活動をしており、家庭内の有毒物質や、その避け方について広くアナウンスしてきた。セレブらしく、二人はそれぞれハイブリッドカーに乗っているが、ベンは学校に迎えに行った娘を家まで自転車で連れて帰っているのが目撃されている。また、ベンは自身のツアーの移動にバイオ燃料のバスを使用している上、最新作のCDのパッケージは、完全にリサイクル可能な素材で制作した。ベンはローラが自分と同じ、いやそれ以上にグリーンな活動に貢献していると語っており、あるインタビューでは

彼女は僕のエコヒーローだよ

と言っている。

エコを愛するあまり、エコ企業を立ち上げたセレブカップルもいる。
社会問題に関心の高いU2のボノと妻のアリ・ヒューソンは、反核運動、貧困やエイズの救済活動など、様々な活動を実施し、2005年に発展途上国のサスティナブルなビジネスサポートを目的とした、アパレルブランド「EDUN」を立ち上げた。

他にも、元ジェームズ・ボンドのピアース・ブロスナンは、メキシコでエコキャンペーンに参加している最中に、今の奥様と知り合ったそう。正に、エコカップルと呼ぶにふさわしいエピソード。

でも、セレブの皆さまには誘惑もゴシップも多いもの。愛が冷めたらエコ熱も冷めちゃった、なんてことにはならないように、 とにもかくにも皆さん末永くお幸せに!

カップルではないけれど、日本のエコセレブ坂本龍一

UNHCR親善大使アンジーの活動日記