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首都高速の初エコパーキングエリア「代々木PA」に深夜潜入してみた

代々木パーキングエリア

代々木パーキングエリア

首都高速道路の代々木パーキングエリア(以下PA)が昨日、4月26日(土リニューアルオープンした。さまざまな面から、環境に配慮した「エコPA」となっているのだとか! さっそく、オープン日に行って、見てみることにした。

代々木PAは、明治神宮の森や新宿副都心が近くにあり、2階のドトールコーヒーからは、ビル群がよく見える。そんな都会と自然が共存した場所に似合った設計にしたのだそう。行ってみると、まさに「エコPA」と呼ぶにふさわしい、とても力の入ったPAになっていた。

「エコシフト」した部分は、おおまかに次の分野に力を入れていた。

1)新エネルギーの使用
・太陽光&風力発電でタダで携帯電話充電
・屋上にて太陽光発電…PA建物内の電力に使われる
ヒートポンプ&ノンフロンの自動販売機

2)省エネルギー
男性用小便器が節水…尿の量に合わせて流す水を調整
・低放射複層ガラス…無料休憩所のガラスに「エコガラス」を使用
遮熱性舗装…駐車スペース全体に、熱をためない舗装をしている


3)緑化

・PAをぐるっとめぐる壁面緑化
・屋上&ベランダ緑化
・高木植樹…さまざまな植物を植え、四季の移ろいが感じられるPAに

4)食
減農薬・減肥料・国産野菜を使ったレストラン「よよぎの森」が開店

首都高速のWebサイトでは、わかりやすいようこんな図も掲載されていた。

そんななか、実際に代々木PAに行って来たわけだが、到着した22時はさすがに土曜日とはいえ人もまばら。レストランはすでに閉まり、ドトールコーヒーも店じまいの準備をしていた。全体的にとてもキレイでオシャレな設計。女子トイレには自然なアロマオイルの香りが漂い、ほっとできるトイレになっていた。
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そんななか見て面白かったのを独断で4つピックアップし、ランキング方式でレポートしてみると、

4位…レストラン「よよぎの森」
減農薬・減肥料の国産野菜を使ったレストランでは、割り箸を使わず、洗ってリサイクルできる「洗い箸」を使うとのこと。今回食べることができなかったが、配布されたパンフレットを見ると、木の形のパンケーキなど、見た目もかわいらしいメニューが揃っているもよう。てりやきハンバーグ800円、よよぎの森のモーニング450円~。とPAメニューとしてはちょっぴりお高め。営業時間は7:00~21:00。
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3位…低放射複層ガラス
レストラン「よよぎの森」で頼んだ食事を食べることになる無料休憩所。全面がガラス張りになっており、代々木PAの一番のスポットだ。食事や休憩をとりながら見る風景は、格別に違いない。そんな休憩所のガラスが、夏の暑さを入れず、冬の暖房を逃がさないものになっており、つまりは冷暖房費の削減になる。ガラスが張られている面積も大きいので、結構な効果が期待できるのかもしれない。休憩所の椅子も、座りやすくてとてもオシャレなデザインだ。img_3493.JPG

2位…PAをぐるっとめぐる壁面緑化

このPAを取り囲むようにめぐる壁面には溶岩を使ったパネルが使われている。これは、保水性や吸着性に優れ、壁面緑化に適しているという。パネルの上部にはアイビーなどつる性の植物が植えられており、将来的には緑で覆われるように設計されていた。
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1位…太陽光&風力発電でタダで携帯電話充電
パナソニックの「風かもめ」を使ったこの設備。真ん中に縦型の風車、上に太陽光パネルが設置されている。「風かもめ」はPAの入り口にあり、PAに入るクルマを出迎えてくれる。発電された電力は、タダで携帯充電に使うことができる。
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また、屋上にもソーラーパネルがあるが、この電力は館内に使われ、使用状況は1階のモニターで確認できた。この日は夜中だったためか、電力についてのの図が表示されているのみだった。
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都心の初「エコPA」。さまざまにほどこされたエコ対策がどれほど快適か、これから夏に向かって、さらに実感できそうだ。「グリーンウィーク」に、クルマで出かけなくてはいけない用事があるときにも、使ってみては?