「緑の党」を日本に作ろうとしている会「みどりのテーブル」は、あらゆる環境問題や平和問題などに取り組んでいく団体だ。
環境問題や平和問題に取り組む人々が作り上げた政党「緑の党(Greens)」。海外ではドイツをはじめ、政権に関わるほどの政党もあり、アメリカやアジアなど、多くの国々に存在している。
その「緑の党」を日本にも作ってしまおう、という活動をしているのが「みどりのテーブル」。2004年の参議院選で「みどりの会議(中村敦夫代表)」の選挙に取り組んだ人々が中心となり、2005年2月に発足した。代表は、兵庫県議会議員の稲村和美さん、小林一朗さん。
「緑の党」は、少数政党が多いので、国境を越えたつながりが強いのも特徴だ。緑の党に所属する国会議員や、緑の党を作りたい人々が集まった国際団体「グローバル・グリーンズ」があり、その団体が採択した憲章に同意する人々が数多く存在する。みどりのテーブルも、このグローバル・グリーンズに参加している。
最近では、参議院選挙においてみどりのテーブルの運営委員、川田龍平さんを「無所属共同候補」として擁立するなどの活動をしている。
みどりのテーブルに参加したい人は、年会費(3,000円)を支払い、会員になることができる。会員は、地域で政治活動を行っている地方議員やグループ、会員が参加しているメーリングリストに入れたり、みどりのテーブル総会での議決権を持ったりできる。
みなが平和に暮らせる世界に、政治からアプローチしたい人には、興味ひかれる情報ですね。