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防災用パン缶詰を期限が切れる前に食料支援にリユースするシステム

パン・アキモト

パン・アキモト


自治体や企業向けに販売した防災備蓄用のパン缶詰を定期的に回収し、途上国に食料支援するリユースシステムを、栃木県那須塩原市のパン製造販売業者パン・アキモトが考案したそうです。

自治体や企業などに1缶370円で販売した賞味期限3年のパン缶詰を、販売後2年で販売価格の3分1で下取りし、自治体などが1缶30円の輸送費を負担して途上国に無償提供するしくみです。

これにより、自治体や企業などはパン缶詰が賞味期限切れになる前に食料支援というかたちで有効活用でき、パン・アキモトはパン缶詰を自治体や企業などに継続的に販売できるとのこと。すでに、栃木県内の自治体などが導入したんだとか。

賞味期限が切れて捨てられるパン缶詰をなくせて、途上国への食糧援助にもなる一石二鳥のシステムですね。ぜひ全国の自治体や企業などでも、また他の防災用食品でもやってほしいと思います。