古タイヤや缶など、廃棄物を材料にし、自然エネルギーのみで生活できる家「アースシップ」が話題となっている。
この「アースシップ」は、建築家のマイケル・レイノルズ氏が考え出したもの。美しい曲線が、何にも似ていない建造物となっているが、これが廃棄物を材料に作られている。古タイヤに土を詰めて土台とし、壁はセメントに空き缶や空き瓶を埋め、明かりとり窓にもなる。生活用水はすべて雨水を集めて作り、電力は太陽光発電でまかなう。古タイヤを土台とした家は、とても快適で、冷暖房の必要もあまりないとか。
現在は、イギリスやアメリカなど、ヨーロッパを中心として何戸も建てられており、建て売りやレンタルもおこなっている。アリゾナ州には、1泊130ドル程度で宿泊できる家もある。
日本には建てることは難しいようですが、エネルギーも自給自足できて、快適で美しい家なんて、ぜひ住んでみたいですよね!