クルマを運転していて、右折するとき、長い間クルマが切れるのを待つことは、よくある。けれどもイライラするし、アイドリングストップしなければ、CO2は出続けるし、何より危険!
そんな悩みは、アメリカの物流企業でも一緒。大手企業のUPS(United Parcel Service of America)は、 2006年、パソコンのプログラムを使って、9万5000台の配達ルートを徹底管理し、左折をなるべく少なくした。
その結果、配達距離・燃料・CO2排出量をともに削減したのだそうだ。日本とは違って左ハンドルなので、日本では右折が問題となるが、アメリカでは逆の左折を削減した。削減したのは、走行距離は4586万6000キロメートル、燃料は約1万1400キロリットル、CO2排出量も約3万1300トン。エネルギーが削減できて、イライラも減って、楽しくエコにお仕事!マイカーの省エネヒントにもなるかも!