9時30分からの開会式には関係者や報道陣など多くの人が駆けつけた。
まず最初に主催者である社団法人、産業環境管理協会会長、南直哉(のぶや)さんより開会の挨拶。力強い言葉が会場に響いた。
「2006年のエコプロダクツのテーマは『生活の粋(イキ)、技術の粋(スイ)』物質は質素に、そして精神生活は充実した未来を目指し、日本の持つ技術の粋(スイ)を凝らして社会の変化を推進していきたい」
そして「環境と調和したライフスタイル」の大切さを伝えるとともに、「エコライフが世界を変える」と力強い言葉を残した。そして来場者には生活のヒントを持ち帰って欲しいと話している。年々増える来場者に今年はホールをひとつ増やした4ホールでの開催になっており、来場は20万人を見込んでいるそう。
続いてのスピーチは、同じく主催者の日本経済新聞社事務取締役 情報戦略・電波・文化・事業担当平田保雄(やすお)さんより。
平田さんは「コスト以外のコンセプトを作り上げる技術が大切」と話し、そのコンセプトに沿った投資などがひとつの流れとなり、産業構造が変化していくことに期待を寄せているようだった。また、エコプロダクツには小学生、中学生なども多く見学に訪れる。子ども達への教育も視野に入れているようだ。
続いて実行委員長、東京大学生産技術研究所教授の山本良一さん、来賓として経済産業大臣政務官の高木美智代さんが姿を現した。
高木さんは「エコプロダクツは国内最大の環境総合展示会。見て触って、生活に取り入れるきっかけを見つけて欲しい」「環境と経済の両立する社会づくりに全力を尽くす」と明言。なんとも頼もしい限り!
みんな口を揃えて話されるのが、「国民ひとりひとりのライフスタイルチェンジが変化への鍵になる」ということ。そのための道具や方法を見つけたり、実践者の話しを聞いたりするのがエコプロの醍醐味でもあるのだ。
そしていよいよ開幕のテープカット。協賛団体代表の財団法人2005年に本国際博覧会協会 事務総長 中村利雄さんと、環境先進国ノルウェーからのスペシャルゲスト、グリーンサンタが参加して赤と白のテープが切り落とされた。
会場の人はどんどん増えるばかり!!
20万人は実現するか?!
ぜひ会場で確かめてみて!!