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手ぬぐいマニア!

手ぬぐいは、日本が世界に誇れるエコ雑貨!!
こんにちは、greenz編集部山本です。最近、カワイイ雑貨屋にかなりの確率で売っている「手ぬぐい」。ただの流行ものじゃぁござんせん。かなり実用的。そしてかなーりエコなふきんなんざんす。今回は、手ぬぐいLOVE道4年半のあたくしが「手ぬぐいがエコである理由」をがっつり解説しまスよ!

手ぬぐいが好きッス。

全部で持っている枚数は40枚。決して誇れるほど多くはないですが、4年前におされな雑貨屋で買ってから、もうゾッコンLOVEなんス!

そのLOVEっぷりは、夏になると「予備」「予備の予備」「予備の予備の予備」……と気づいたら6枚くらい持ち歩いたりとか。つーかLOVEっていうよりかただのアホ?!……ま、いいか。

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6枚っていうとこのくらい。タオルよりはコンパクト

そのあたくしが申します。

「手ぬぐいはエコです!」
「手ぬぐいは日本が世界に誇れるエコ雑貨ざんす!!!」

……しかも、ただのエコじゃなくて、「エコで楽しい、日本ならではグッヅ」なんざんす!!! 「エコで楽しいWebメディア」greenzさんとしては、ほおっておくわけにはいかないスね!!

ということで、今回は、なんで手ぬぐいがエコなのか、あまりにも手ぬぐいLOVEのために、手ぬぐいの売り子までしてたあたくし山本が、ご説明いたしまス!

これを読んで「へぇ、そんなにいいなら使っちゃおうかなぁ……」と思っているボーイヅ&ガールヅには、こんど、どんな手ぬぐいが使いやすいか、ふだんの楽しい使い方なんかも書こうと思ってまス……。greenzのデスクがこの文にドン引きして「もう書かなくていいです……」っていわなきゃね……。

それでは、あたくしが手ぬぐいをエコだと思う理由を、あげてみますよ(「楽しい」はまた今度……)。

1 実用性がバツグン!
速乾性があるし吸水性◎、皮脂もとっちゃう! そして清潔! 
便利ものだから、ずうっと飽きずに使い続けられマス!

2 用途が広い!
ティッシュからバスタオルまで、あらゆるものの代用品になります!
だからほかのものを買わなくても、手ぬぐい1本で用が済む!

3 汚れたら…飽きたら…第二の人生もございます!
汚れたからってポイって捨てない! 人生まだまだこれからだ!
4 究極のエコ時代、江戸時代の人が使ってた!
江戸時代のすげぇ使い方に学べ!

はぃ。これだけじゃぁなんのことかわからない項目もさっそくありますケド。きちんとご説明してまいりますです。

まず

1 実用性がバツグン!

ってことですが。

手ぬぐいの最も基本的な性格っていうのが、
●綿(さらし)でできている
●生地が薄い
●切りっぱなし(端を縫っていない)
ということなんス。

綿はみなさん、普段色んなところでお使いかと思いますけど、使いごこちイイ〜ですよね。えーと、英語だとコットン、っていいますカ? Wikiには、「伸びにくく丈夫であり、吸湿性があって肌触りもよい」と書いてあります。まず、綿でできているからには、この条件がそなわっちゃっているわけです。

じつはあたくしも、最初手ぬぐいを手にとったときは「うわー、カワイイ! でもこういうカワイイだけの雑貨は、すぐ人気がなくなるよな」と思いながら買いました。でも、汗をぬぐったときに、その印象はガラリと変わったのデス!

あたくしが初めて惚れ込んだ手ぬぐい。わーなつかし

今まで使っていたハンカチやハンドタオルは、汗を拭いたあと、なーんかこう、細かーい毛がなんとなーく顔にまとわりつくというか。夏なんか、なんかさっぱりとしたいのになんかかえって暑苦しくなる拭きごこちが嫌だったのです。でも! 手ぬぐいは、サッパリ、スカっ! とした拭きごこち。しかも、使えば使うほどとろけるような肌触りに……。ウフ。

そして、生地が薄い。薄いと、どんなにびっしょり濡れても、広げて干せばすぐ乾きます。さらに端を縫っていないから、端っこに水分が溜まることなく、さっと乾く。よく清潔にするには「乾燥が大事」とかっていわれますが、バ、と乾く手ぬぐいはまさに清潔グッヅなわけです。

端を縫っていないから、使っていくとこんなになります
我が家のベランダ。干しすぎです

また、タオルと比べると生地が薄いから非常にコンパクト。長めの旅行の際には、手ぬぐいを10枚くらい持っていけば、大分重宝します。洗ったらすぐ乾くし。

清潔で肌触りがよくて、拭きごこちが超快適そんでもってしかもコンパクト! こんなステキな布をなんで手放せましょうか?! いや手放せまい! というわけで、手ぬぐいを気に入った方は、ずぅっとヘビーに使われる可能性があるわけで、そういう意味で「エコグッヅ」なわけです。

夏には机や椅子にしくと、べったりしなくて都合がいいス

はぁ。1だけでも相当長かった。次、行きますデスよ!

2 用途が広い!

そんな手ぬぐいの特性を生かす、っていうと、だいぶん色々な使い道があります。まず、何かを拭く系でいえば「ハンカチ」「フェイスタオル」「バスタオル」。コレ全部手ぬぐいが担当します。もちろん「お手ふき」「台ふきん」なんかもいいですね。そのほか、じゃぁ写真で説明します。

包む――本や小さいパソコンを包んだり
敷く――テーブルセンターにしてなごみ中
おおう――ほこりよけ。部屋のアクセントに
かぶる――料理がお仕事の方がかぶるとキリリとします
巻く――ズボンにはさめば簡易前掛け
贈る――プレゼントを包んで手ぬぐいも贈る

なんて。そういえば、知り合いの男子が坊主頭に手ぬぐいをかぶっていたのですが、よくそのままふらりと銭湯に寄って、頭にかぶってた手ぬぐいだけで体を洗って体をふき、また頭に装着していたそう。髪がないからできる芸当ですが、なんてシンプルライフ!

ほかに飾ったりとか、用途はまだまだまだまだあります。そのうえ切ったり縫ったりしはじめると、空の星のごとく用途が広がる……。だから「バスタオル」「フェイスタオル」「ハンドタオル」……ってたくさん買い込む必要もなく、ズガンと「男一匹手ぬぐい一本」で済むわけです。

あとのふたつは一緒に説明しちゃいマス。

3 汚れたら…飽きたら…第二の人生もございます!
4 究極のエコ時代、江戸時代の人が使ってた!

手ぬぐいだって布ですもの。汚れたり、破れたりもします。そのときは、ポイっと捨てたりせず、そのまま雑巾にしたりすればいいんです。それから、これがスゴいのが、手ぬぐいは切りっぱなしで、端を縫っていない。だからちょっと一部分汚れちゃったな、と思えば、そこの部分をジョッキリ切って、汚れた部分は雑巾、あとの部分は普通に使えばいいんです!

短い辺に平行に切ること!

普通の手ぬぐいは、たたむとハンカチにしては少々かさばったりもしますが、切ってしまえば快適に使え、最初からふたつに切ったほうが使いやすい、という方もいるかもしれません。

それから、やっぱり手ぬぐいというと意味もなく思い出すのが江戸時代。江戸時代、手ぬぐいは買ったときは庶民の帯などになり、そのうち、手ふきやかぶりものになり、最後は雑巾や、裂いて履物の鼻緒、はたきになって一生を終えるそうです。ハァ〜。使って使って使い尽くす、スローでシンプルな江戸時代ならではです。はたきや鼻緒は無理そうだけど、その精神、見習いたいッスね!

と、こんなわけで、「手ぬぐいはエコである」ということ、実感していただけましたでしょうか……。まずはタンスのなかで眠っている手ぬぐいを1枚引っ張りだして、タオルなんぞに使ってみてください。その拭いたかげんが気に入ったら、あなたも手ぬぐいLOVEへの道へ足を踏み出したことになっちゃいます。レッツ、手ぬぐい! レッツ、シンプルエコライフ!