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自転車よもやま話

お昼ご飯を食べながら、自転車の話になった「最近、自転車に乗る人多いよねえ」。そういう我が社でも3人は自転車通勤だ。たしかに自転車は健康にもよいし、排ガスは出さないし手軽である。が、駅周辺や街なかは駐輪場がなくて困る。もっと手軽に持ち運べるコンパクトな自転車ができれば話は別だが、そんなに小さなものは構造上、難しそうに思える。やはり、都市圏の駐輪場に関して一考が必要なのではなかろうか。ドイツでの都市政策等を見ても、駐輪場やレンタサイクルに面白いものがありそう。もっとこの問題は議論が出てもよさそうだけど、あまり聞かないのはなぜなんだろう。

BMWのレンタサイクルはカッコイイ

今年のアースデイ丸の内でも案内したが、丸の内で、日の丸リムジングループがレンタサイクルを始めた。BMWの自転車を貸し出している。自分の自転車よりもはるかにカッコよいのがしゃくだ。来年のアースデイ丸の内ではもっと「自転車」を、「人間力」や「自然エネルギー」に絡めて取り上げたいと個人的に思っている。

そもそも自転車は、1817年、ドイツのドライス伯爵によって世界で初めて作られたそうだ。「ドライジーネ」という名前がついたその自転車は、ほとんど木製で、ハンドルはあるが、ペダルがなく、自分の足で地面を蹴って進んだ。あまり知られていないけど、子供に自転車の乗り方を教える時、最も短時間で乗れる教え方は、このドライジーネと同じく、ペダルをはずして、両足で進むやり方だ。サドルにまたがって両足を地面につけ、バランスをとってまっすぐ進む事から始めて、両足で地面を蹴って蛇行運転をしたりしていると、3時間位で乗れるようになる。びっくり!

木造(!)自転車 ドライジーネ
転ぶ人が多かった オーディナリー

ついでに、後年できた「オーディナリー」は、前輪がとても大きくて後輪が小さく、スピードを競うレースで使われたそうな。もっとも前につんのめって転倒する人もいたそうだし、そもそもサドルに座るまでが大変だったみたい。

自転車の話は奥が深いし、面白い。でも、僕はまだまだ「このギアのここのアールが美しいんだよなあ!」といいながら、お酒を酌み交わすまでの自転車フリークではないのであった。

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