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電気を選べる社会になるか

昨年度の坂本龍一さんのジャパンツアーはグリーン電力を使用して行われた。CO2を削減したことが認められ、本年度の「ロハスデザイン大賞」にもノミネートされた。

坂本さんの暮らすニューヨークでは自宅で使用する電力会社を選べるインフラが昨年整い、ご自宅でもグリーン電力で発電された電力を使用しているそうである。「電力を選べる」ことがいかにすごいことなのかを熱く語る坂本さんの様はソトコトのpodcastでも聞けるようになっている。興味のある方はぜひ聞いてみていただきたい。

日本でも風力やバイオマスを使った電力の生産に力を入れている傾向が強くなってきているが、まだ自宅で使う電力を選べるところまで至っていない。代替資源による発電およびその選択を可能にする仕組みを提供し始めているアメリカでは、通常の電力よりも電気代を余計に払ってでも再利用可能な資源による電力を使用する世帯が着実に増えてきているようだ。「WIRED NEWS英語版」の記事によれば、グリーン電力を家に引くため、ミネソタ州の23,000世帯が昨年度150ドルを余計に支払うことを選択している。州の公式な発表でも、これは前年度比30%の伸びだそうである。このトレンドはミネソタ州のみならず、アメリカ国内36州で昨年度は計43万世帯がグリーン電力を購入したと、アメリカのエネルギー省が発表している。

日本では「CO2削減のために原子力発電」という方向に進んでいるが、個人が使用する電気を選べる社会が来ることを強く望む。

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http://www.wired.com/news/wireservice/0,71493-0.html