パンダの着ぐるみペアがチラシ1枚だけで取り組む、ユニークな街頭寄付プロモーションとは?

Creative Commons: Some Rights Reserved. Photo by jepoirrier.

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街を歩いていると、次から次へと手渡されるチラシ。無視し続けるのも申し訳なくて受け取ってみるものの、読み終えたら、即ゴミ箱へ、というのが実態で、これによって、大量の紙資源が浪費されています。そこで、極限までチラシを減らした、ユニークな街頭プロモーションをご紹介しましょう。

ハンガリーの広告代理店「Akcio360」は、たった1枚のチラシで、環境保護団体「世界自然保護基金(World Wide Fund for Nature・WWF)」への寄付を訴えるという、ユニークなプロモーションを実施しました。2名のボランティアにパンダの着ぐるみを着せ、ショッピングモールのエスカレーターの上下に、それぞれ配置。エスカレーターの下にいるボランティアは、上りエスカレーターに乗る通行人に、WWFへの寄付を求めるチラシを手渡し、上にいるボランティアが、そのチラシを回収。さらに、下りエスカレーターで降りる別の通行人に、そのチラシを手渡し、下のボランティアにこれを回収させるという仕組みです。

このユニークな試みを動画で撮影し、インターネットで配信したところ、1枚のチラシをリサイクルするという、環境保護団体WWFらしいプロモーションが話題となり、28万人以上もの人々に、この活動が知れ渡ったそうです。

一見、単純そうに見えますが、あえて、歩行者ではなく、しばらく立ち止まった状態となるエスカレーターの利用者をターゲットにしている点、環境保護への取り組みを「1枚のチラシ」に象徴させている点など、柔軟な発想やアイデアがいかんなく発揮された、クリエイティブなプロモーションですね。