グーグルは、情報をオンラインで収集・整理することにより、ヒトと情報との関わり方を劇的に変えた“偉大なるチェンジメーカー”。そんなグーグルの一部門がこのほど、ユーザ参加型のアイデア共有プラットフォームを立ち上げました。
「Prizes」は、2010年グーグルに買収され、現在はその一部門となっている、ソーシャルゲーム開発チーム「Slide」によって開設された、懸賞付きのアイデア投稿プラットフォーム。企業や団体から寄せられる課題について、ユーザがその解決のためのアイデアを自由に投稿し、優秀なアイデアには、賞金が与えられる仕組みです。
2011年8月時点でベータ版となっているこのオンラインプラットフォームには、ツイッター(Twitter)、もしくはフェイスブック(Facebook)のアカウントを持っている人なら、誰でも参加OK。いずれかのアカウントを使ってログインすると、アイデア募集中の課題が閲覧できます。関心のある課題を見つけ、いいアイデアが浮かんだら、積極的に投稿してみましょう。また、「これ、グッドアイデア!」と感じた他のユーザの投稿アイデアに投票したり、コメントし合ったりすることも可能です。ベストアイデアに選ばれれば、“臨時収入”がゲットできますよ。
懸賞付きのアイデア投稿プラットフォームという観点では、ベンチャー企業へのフィードバック投稿サイト「StartUpLift」とも似ていますね。アイデアの対価に金銭をあてるという仕組みについては、賛否両論あるかもしれませんが、より多くのユーザに参加してもらうためのきっかけのひとつにはなりそうです。
「Prizes」に参加してみよう。