果汁100%ジュースで有名なトロピカーナが、素敵なエコ広告を実践。なんと、オレンジで発電してしまうネオン看板を開発。とってもクリエイティブですので、ご紹介させていただきます!
こちらの動画では、製作過程も紹介しています。看板としての見た目はシンプルですが、実は製作に3ヶ月もかかっているそうです。研究と開発のタマモノです。
仕組みとしては、数百個のオレンジをすべて電極で繋いで、オレンジに含まれる酸を触媒として利用しています。これだけの数を繋ぐことで、ネオンに灯りを点けるだけの電気を生み出せるようです。
輝くネオンには「“Energie Naturelle” (Natural Energy) 」の文字。一切の電源とつながっていない、完全なオフグリッド発電だから言える言葉ですね。ちなみに、台車に乗せればどこへでも持っていくことができるそうです。
通り過がりの人がこの看板に気づいたら、きっと「なんでオレンジ(笑)」と思うでしょう。実は、トロピカーナが、このキャンペーンを通じて伝えたいメッセージは「電気も点けちゃうオレンジ、あなたの身体にもエネルギーつくりますよ!」ということ。通りすがりでここまでのメッセージを汲み取れる人は少ないでしょうが、クリエイティブな伝え方には間違いないですね!
クリーンエネルギーの必要性が高まる今。このように「広告」というかたちでメッセージを遡及し、話題を集めるのはとても効果的かもしれません。
ちなみに、レモンやトマトでも同じようなことができるそうです。みなさまも「新しいエコ広告のあり方」というテーマで、夏休みの自由研究として取り組んで見てはいかがでしょうか?
( via inhabitat )
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