どうする?グリーンズ森の家。150人がかりで考えてみました!

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エコビレッジや田舎暮らし、ちょっと憧れますよね。先日みなさんに投票いただいたグリーンズ白書の結果からも、その関心の高さが浮き彫りになりました。

じゃあ、私たちと一緒につくりませんか?

6月10日に行われたgreen drinks Tokyoでは、【時代は、Do It Ourselves ! みんなでつくる実験コミュニティ in 房総、はじめます】をテーマに、greenzがつくった「グリーンズ森の家」の未来像を、参加者の皆さんと一緒にワークショップ形式で考えてみました。ディスカッションでは、ワクワクするアイデアが次々に登場!みんなでつくる理想のサステナブルコミュニティ、その未来が垣間みられた当日の様子をレポートします。

プレゼンテーション

まずはgreenzの鈴木菜央hiromiによるプレゼンテーション。greenzがこれまでやってきたことや現状、これから考えていることについて語り、会場のみなさんとその想いを共有しました。
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そろそろ生活、変えてみる?

greenzは「2020年にわくわくで持続可能な世界をつくる」ことをビジョンに掲げ、メディアとして世界中から集まるグッドアイデアを紹介してきました。その成果を数字で見ると、記事約2200本、Twitterフォロワー約24,000人(greenz公式アカウントとスタッフの合計)、ユニークユーザー約65,000人に上ります。

そして、みんなが語り合うリアルな場として始めたgreen drinks Tokyoも、これまでに30回を数え、トータルで約3,000人、平均150名もの人が集まるイベントに成長しました。

でも、メディアとして情報を発信し、人が集まって、何かが変わったか?と言われればそうでもないかもしれません。そこで、リアルに自分たちの生活を作る場として、「greenz village」の構想が立ち上がりました。

グッドアイデアを紹介し、議論するだけより、同時に生活を変えていき、みんなでアクションした方が面白いのではないかと思ったんです。

鈴木菜央。そのアクションを繰り広げる場として、エコビレッジ構想が立ち上がりました。

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構想はできましたが、エコビレッジをゼロからつくるには、当然、かなりのお金と時間を要します。そこでgreenzは、持続可能な暮らしのコミュニティの要素が既にある場所、千葉県いすみ市に着目しました。

既にあるエコビレッジ的要素を編んで集めて、ネットワーク型エコビレッジを作ることを思いつきました。greenzが既にあるコミュニティに入ることにより、みんなに足りないメディア的な機能を提供することもできるのではないか?と考えたんです。(鈴木菜央

最初から作るのではなく、既にあるものをつなげて活かす「ネットワーク型エコビレッジ」。これまでメディアとしてネットワークを築き上げてきたgreenzだからこそできることかもしれません。

こうして「グリーンズ森の家」は誕生しました。2009年夏、21世紀の新しい暮らし方を考える大きな実験場として、千葉県いすみ市に一軒のログハウスを借りたのです。

「グリーンズ森の家」ってどんなところ?

続いてhiromiが、「グリーンズ森の家」の写真や映像を交えながら、皆さんにその全容を紹介しました。
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「グリーンズ森の家」は2万坪もの敷地に広がる中滝アートビレッジの一角にあるログハウス。大自然の中にありながら、カフェやバー、スポーツ施設などもあり、既にコミュニティができ始めている場所です。中には15世帯ほどが居住していますが、その約半分程度は外国人。デザイナーやクリエイターも多く、自然の中で創作活動に励んだりして、思い思いの生活を楽しんでいます。(さらに詳しくはこちらの記事をご覧ください。)

2009年の夏にこの場所を借りて以来、約1年かけて地元との交流を重ね、周囲のことがやっとわかるようになってきました。このベースキャンプを軸に、どんな実験ができるか、みなさんからアイデアをいただきたいと思っています。

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そう、森の家は、greenzのメンバーだけが考えるのではなく、みんなのアイデアで一緒に作り上げていきたい場所なのです。

ワークショップ

こうしてgreen drinks Tokyo初の試みとなるワークショップがスタート。参加者は、あらかじめ決められた5つのテーマから好きなものを選び、それぞれのファシリテーターのもと、「グリーンズ森の家」に関するアイデアやイメージを語り合いました。
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会場にできた5つの輪をのぞいて見ると、自己紹介から始めるグループ、いきなり核心を突く問題について議論するグループなど、それぞれ特徴あるディスカッションが展開していた様子。各グループのワークショップの雰囲気や成果について、当日ファシリテーターを務めた5人に聞いてみました。

1:農業体験・食に関すること

食と農のコーナーには、おいしいもの大好き!という独身女性から、将来は農で起業したい!という大学生、子供をもつ親世代などさまざまな方が集まりました。みなさんの「食と農」のとらえ方をなんとなく分類すると、

「料理と食べる楽しみの先にある農」
「育てるプロセスで学ぶ農」
「コミュニケーション・ツールとしての農」
「観光や地域活性のコンテンツとしての農」

という感じに分かれていた印象。あらためて、いろいろな角度から「農」が注目を集めているんだな、実感しました。つまるところは、おいしいものを素材からつくって食べれば、自然にみんなが笑顔になる、ってことですかね。そんな房総コミュニティの未来像が浮かんできました。(ファシリテーター:浅倉彩

2:地域コミュニティとの交流

どんなコミュニティだったら、おもしろいと思う?という問いかけに対して、みなさん以下のような意見をおっしゃってました。

「東京を捨てていくのではなく、東京と田舎がギブアンドテイクになれるようにするべき。」
「原始時代を体験できるような場所になったら、よいのではないか?」
「世界を変えるデザインの実験場になったら楽しいのではないか?」

ソーラー発電やバイオガスのシステムはいきなり個人ではつくれません。みんなで集まってつくって行ければ、経験も積めるし、つくるほうも助かるのではないでしょうか。そんなことを続けていけば、持続可能な暮らしのシミュレーションになるのでは、と感じました。(ファシリテーター:鈴木菜央

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3:アウトドアスポーツ・リトリート

2部制のワークショップ参加者の特徴を挙げると、前半は、ヨガインストラクターや自然豊かな田舎から(田舎がいやで)上京してきた人・でも自然が恋しい、日頃の疲れやストレスを自然の中にいくことで緩和したい、という自然に癒しを求める人が多かったです。一方後半は、トレイルランニングや自転車、スケートボードなど既に何らかのアウトドアスポーツを通じてアクティブに体を動かし、自然の中で遊びたい、そういう遊び場をつくりたい、という考えの人が集まりました。

ただ両者に共通していたのは、いきなり田舎に移住するのではなく、東京から気軽に遊びにいける距離、気軽に参加・体験できるアウトドアプログラムがまとまってある場所には行ってみたいというニーズ。このことが浮き彫りになったのは、よかったと思います。(ファシリテーター:hiromi

4:働く、まちづくり

具体的にイメージができている人から、漠然と違和感を感じる人までそれぞれでしたが、予想以上に「毎日毎日、都会で働く必要はないよね」という感覚は共有されているようでした。
特に関心が高かったのは、都会の仕事を田舎で受けるのか、新たに地域で仕事を生み出すのか、ぶっちゃけどうやって稼ぐのか?ということ。得意な仕事によりますが、実際に暮らしていけるのか不安はまだまだあるようです。これって答えがすぐに出るわけじゃないけど、たくさんの人が向かうところに新しい経済圏が生まれるのも事実で、半分地域通貨型とか贈与経済型の新しい経済モデルが、この雰囲気の中から広がっていく前夜なのかも!とウキウキするワークショップでした。
まずは試してみよう!ということで、この夏はいすみの編集長の家にお世話になろうと思っています。(笑) (ファシリテーター:YOSH

5:DIY(家づくり、ものづくり)

参加者の中には、千葉に山を持っていて、どうしようか考えている方や房総にガレージを購入している方や、「屋根裏」をDIYすることができる人など、すでにかなりのDIYレベルに達している人がいた一方、自分に合った家具や食器などをつくってみたいけど、どうすればいいのかわからないといったDIY初心者の方たちもいました。

中にはゲリラファーミングをされている方がいて、コンビニの前にある花壇など土が露出している地面に、勝手にカブを植えて育てている面白い人もいました。土壌の質や世話を頻繁にすることができないと言った問題から、なかなか上手く育ちはしないようですが、かなり面白いDIYだと思います。

感想としては、やはりDIYのハードルはなかなか高いのだと改めて認識しました。熟練者が誘ってくれたり、自分の趣味を追求するために作るなど、何か引き金がないとDIYをスタートすることは難しいのかもしれません。なので、まずは簡単に始めることができる「DIYキット」や「DIYレシピ」のようなものがあるといいかもしれません。その他にもDIY授業を開催するなど先人の知恵を共有できる場所をgreenzで提案することができればなと思いました。(ファシリテーター:小野裕之Yaeo

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さすが、意識の高い人たちが集うgreen drinks。面白いアイデアを持っていたり、既にそれらを実践している人たちが集まり、活発な議論となったようですね。この場にいるみんなで森の家をつくれば、きっと面白いコミュニティになるに違いない!そう感じることができたワークショップでした。

今回みなさまからいただいたアイデアを踏まえ、greenzは、森の家プロジェクを進めていきます。「参加できなかったけどこんなアイデアあるよ!」という方、ぜひぜひお寄せください。いつでもお待ちしています!

初のワークショップ形式で開催した今回のgreen drinks Tokyo、いかがでしたか?いつもの「スピーカー」と「参加者」という枠を越え、green drinksに新たな面白さが加わったのではないでしょうか。

ご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました!
次回もまた、この場所でお会いしましょう。

green drinks Tokyo、次回開催は7月8日(木)!

green drinks Japan、全国で続々開催中!