「作文の教室」の出張開催をご検討のみなさまへ
みなさん、こんにちは!
グリーンズ「作文の教室」講師のスズキコウタです。このたびは、「作文の教室」の開催に興味を持っていただきありがとうございます。
こちらのページでは、そもそもグリーンズが展開している「作文の教室」とはどんなプログラムなのか。これまでの開催実績や受講生からのコメント。および配布資料の一部をご紹介しております。
最新の協働事例「ぎふメディアコスモス」との「メディコス編集講座」についてこちらでご紹介しています
ご相談・お問い合わせは、こちらをクリックしてください。
作文の教室とは?
NPO法人グリーンズが展開している教育事業「グリーンズの学校」の1クラス。2016年11月に開始以来、東京と大阪を中心に展開してきました。
なぜ今、作文を学ぶべきなのか。
誰もが学校教育で学ぶ機会がある「作文」。日記や読書感想文、卒業論文など、作文によって経験や学びを棚卸ししアウトプットすることを、かなり多くの方々が経験していると思います。
しかし。
どのようにその文章を魅力的にするか。
どのように「自分だからこそ書ける」ものにするか。
どのようにより多くの人びとに読んでもらい、社会とつながるきっかけにするか。
そういったことを探究し学ぶ機会は、あまり多くないのかもしれません。それを学べれば、文章を通じた、ヒト・モノ・コトとのつながりも生み出せるかもしれないというのに。
では、この「もったいない」状況をどう突破するか。
自分自身をより高い解像度で見つめる。
より多くの読者を獲得する。
関わっている会社やコミュニティや地域の魅力を広げ、共感してくれる仲間を増やす。
そのために必要なこととは何なのでしょう?
「greenz.jp」の回答は、文章そのものを書くスキルと、書こうとしているトピックを編集・観察する感覚を同時に養うこと。このメソッドを提供するクラスが「作文の教室」です。
プログラム(1Day / 4時間の場合)
▼事前宿題
所定の質問シートに記入いただき、「作文の教室」での学びを通して書きたいと思っていることを事前宿題で可視化していただきます。
▼チェックイン
半日の学びの時間を共にする仲間と知り合い、つながる時間です。
▼今日の目標設定
通常1Dayクラスでは、テンプレートを活用しながら、ロジカルでシンプルに記事・エッセイを書くスキルの習得を目指します。
▼グリーンズとは? グリーンズにとって記事とは? なぜあなたは伝えたい?
greenz.jpがどのような媒体なのか。どのように記事を作成しているのか。編集部運営やライティングのノウハウを学んでいただくとともに、過去にgreenz.jpで爆発的ヒットを記録した記事を分解して解説します。(質問セッションもあり!)
▼全体WS#1 – 良い文章とは何だろう?
全体で、最近読んだ「良い記事」や、自分も書き手になりたいと思うきっかけになった読み物を共有するなどして、受講生が感じる「良い文章」を可視化します。このワークからアウトプットされる「良い文章・記事」は、受講生たちの「こんな文章をかけるようになったら良いな」という願望と直結していることが多く、大事なワークとして位置づけています。
▼休憩
▼グループWS#2 – みんなで記事を書いてみよう:事前情報整理+リサーチワーク
事前宿題の中から、いくつかのトピックを選んで、複数班に分けます。まずは、その選ばれたトピックをどのようなアプローチで原稿化していくのか、グループで共有する時間を持ちます。
▼グループWS#3 – みんなで記事を書いてみよう:所定テンプレに沿ったライティングワーク
実際に40分ほどの時間で、講師自作のテンプレート教材を使いながら、記事の執筆に挑戦します。
▼グループ発表〜講師の簡易添削
短い時間で挑戦した原稿を、他のグループとシェア。担当講師からフィードバックもします。
▼チェックアウト
今回のクラスを終えての気付きや学びを共有し、ネクストアクションを可視化します。
(*)プログラムはリクエストに応じて、若干のアレンジが可能です。
プログラム(ゼミクラス全6回 / 各3〜4時間の場合)
「作文の教室」では、全6回(各回3時間〜4時間)で構成されるゼミクラスも展開しています。ゼミクラスは、「作文の教室」運営チームと開催を希望される団体でプログラムをデザインする会議を行って、開催内容とゴールを設定。「シビックプライドの醸成」や「林業・中山間地域の魅力発信」などゴールに応じて、どのようなレクチャー・ワークショップ・宿題を行うか決めています。
そして現地で行う際も、オンラインで行う際も、「Slack」を利用し、授業時間外の受講生同士、受講生と講師陣の交流や学びの場をつくっており、希望に応じて講座終了後の受講生のケアを行う際の拠点にもなります。
▼2022年度「メディコス編集講座」の場合
「作文の教室」が提供できる具体的な価値
ゼミクラスでは、開催地周辺の自然やまち、人びとの暮らしを視察し、文章の主題となるヒト・モノ・コトを見つける時間も
▼自分が伝えたいことと向き合い、可視化する機会と時間と方法
「文章を書く」ことに目覚めた方々が、まず着手するべきは、実際に書き始めることでなく、何を伝えたいのかを可視化し、それを読者のニーズに重ね合わせてみること。事前にどんな文章を書き上げたいのかを明確にしてから、ひたすら書く機会を増やしていく。そうすることで、単に文章力が向上するだけでなく、読者にとって魅力的な文章を書けるスキルも同時に身につきます。
▼文章を書き始める前に、情報をリサーチし整理するテクニック
文章を書くとき、書き手にはいっぱいの伝えたいことがあるものです。その多くの情報を如何にシンプルにわかりやすく伝わる文章にするか。そのためには、事前に完成形をブレスト〜イメトレすることが大事です。
▼執筆スキル
テンプレートを使って、授業当日はグループワークで作文に挑戦。授業終了後は、各受講生がひとりで書いてみることを推奨しています。
▼メディア運営のノウハウ初級編
副編集長自ら、ウェブマガジン「greenz.jp」運営ノウハウの初級部分をレクチャーします。
▼同じゴール・目的意識を持つ人々との出会い
「作文の教室」の教室は、「書きたい」というニーズを持つ者同士が集う学びの場です。すなわち、みんな仲間。そんな仲間となった受講生が、お互いの文章を添削し合う関係になったり、クラス開催後に共にメディア運営を始めた例もあります。
▼取材の準備、実行、収録素材の整理(ゼミクラスのみ)
数多くのインタビューを経験している講師が、企画から取材依頼、取材時の要注意ポイント、取材後の情報整理のテクニックを伝授します。
▼取材時の撮影ディレクション(ゼミクラスのみ)
取材実行前に、どのような写真をどんな場所で撮影するか。その計画とブレストのポイントを伝授します。
▼タイトルや見出しを考えるテクニック(ゼミクラスのみ)
コピーライターとして精力的に活動する講師が、人びとを惹きつけるタイトルや見出しの思考法と書き方を伝授します。
作文の教室・開催実績
- 2016年11月: 1dayクラス / 東京(15名満員)
- 2017年1月: 1dayクラス / 東京(15名満員)
- 2017年4月: 1day出張クラス / 大阪 (約25名、行政案件)
- 2017年5月: 1day出張クラス / 東京(約20名、非営利団体案件)
- 2017年5月: 1day社内研修クラス / 東京(約10名)
- 2017年7月〜9月: 全6回ゼミクラス / 東京(15名満員)
- 2017年9月: 1dayクラス / 東京(15名満員)
- 2017年10月〜12月: 全6回ゼミクラス / 東京(16名満員)
- 2018年1月〜3月: 全6回ゼミクラス / 東京(17名満員)
- 2018年1月: 1day出張クラス / 仙台(約15名)
- 2018年4月〜6月: 全6回ゼミクラス / 東京(19名満員)
- 2018年6月: 1dayクラス / 東京(18名満員)
- 2018年7月: 1day出張クラス / 山梨(25名満員)
- 2018年8月: 1day夏期講習クラス / 東京(約10名)
- 2018年8月: 1day出張クラス / 大阪 (約25名、行政案件)
- 2019年1月: 1day出張クラス / 愛媛(20名満員)
- 2019年9月: 1dayクラス / 東京(20名満員)
- 2019年11月: 全6回ゼミクラス / 東京
- 2019年11月: 1day出張クラス / 大阪
- 2019年12月: スタディツアークラス / 徳島
- 2020年1月: 全6回ゼミクラス / 東京
- 2020年4月: 1dayクラス / オンライン(greenz people向け)
- 2020年5月: 1dayクラス / オンライン(愛知、行政案件)
- 2020年7月: 全6回オンラインゼミクラス / 世界(25名満員)
- 2020年9月: 全6回オンラインゼミクラス / 世界(25名満員)
- 2020年12月: 1dayクラス / オンライン(非公開小学生向け)
- 2021年1月: 1dayクラス / オンライン(greenz people向け)
- 2021年1月: 全6回オンラインゼミクラス / 世界(25名満員)
- 2021年3月: 1dayクラス / オンライン(greenz people向け)
- 2021年4月: 全6回オンラインゼミクラス / 世界(25名満員)
- 2021年4月: 全6回オンラインゼミクラス / 世界(25名満員)
- 2021年10月: 全6回オンラインゼミクラス / 世界(25名満員)
- 2021年10月: 1dayクラス / オンライン / 世界(25名満員)
- 2022年2月: 全6回オンラインゼミクラス / 世界(25名満員)
- 2022年10月: 1day スモールクラス / 東京(約10名)
- 2022年11月: ゼミクラス / オンライン(約10名、案件)
- 2022年11月: ゼミクラス / ぎふメディアコスモス(25名満員、行政案件)
- 2022年11月: スタディツアークラス / 山梨(約15名、案件)
- 2022年11月: 1day少人数制クラス/ オンライン(約10名、案件)
- 2023年4月: 1dayクラス / 東京(15名満員)
- 2023年5月: 1dayクラス / オンライン(15名)
- 2023年7月開講決定: ゼミクラス / ぎふメディアコスモス(25名予定、行政案件)
- (プライベート開催を希望されたクライアントとのクラス、受講者・卒業生向けのアフターサポートクラスは除く)
これまでの主な参加者層
主に20代〜40代の学生・社会人を中心に申し込みいただいております。(女性7割・男性3割)
- 自分の住むまちや、身近にいる友人の魅力をブログで発信していきたい方
- 自分のマイ・プロジェクトを広げるために、ビジョン発信を始めたい方
- greenz.jpがどのようにコンテンツをつくっているのか学びたい方
- 企業やNPOの広報を担当されている方
- ライターを目指している方
- すでにライターor編集者として活動されている方
- 会社に提出する企画書のクオリティを上げたい方
ディレクター
スズキコウタ
WEBマガジン「greenz.jp」編集部所属。2016年〜2022年まで副編集長。2023年、読者や会員とともに探究しながらコンテンツをつくるリーダーとして、共創編集マネージャーに転向。
これまでに3000本を超える記事の編集、さらにワークショップ設計に携わる。2015年より「作文の教室」を展開。300人を超える卒業生が、編集者やライター、社会起業家として活躍している。2020年には第2編集部「greenz challengers community」を結成、若い世代の編集者たちと新たなグリーンズの模索を続ける。
2018年「しあわせの経済」国際フォーラム実行委員、2021年「ローカリゼーションデイ日本」実行委員。
講師
- 水野淳美
- 中鶴果林
- 茂出木美樹
- 丸原孝紀
- 山中散歩
- 土居彩
- 他にも希望されるプログラムに応じて、greenz.jpライターが講師を担当します。
卒業生からの声
記事を見る目が変わりました。構成や書き手の思いについても考えるようになりました。
書くことに対するハードルが低くなりました。
参加者のみなさんからたくさん刺激を受けた! あと、周りの出来事をもっと楽しめそう。
「型」を知ることは、伝える幅が広がることだなぁと感じました。
良い文章を書く上での技術的なアドバイスを具体的にもらえただけでなく、文章を書くためのマインドや姿勢、言葉の大切さという、書くことだけには留まらない大事なことを学ぶことができました。
主催団体からの声
「みんなの森 ぎふメディアコスモス」と開催している「メディコス編集講座」。そのプログラムデザインの過程と成果について、スズキと先方担当者が座談会を行いました。
編集講座で、シビックプライドを育む。岐阜のまちを知り、つながり、共創する「ぎふメディアコスモス」とグリーンズの挑戦。
価格
【ご予算に応じてご案内しております。気軽にお問い合わせください】
▼価格に含まれるもの
- 当日の講師費用
- 事前の担当者さまとの打ち合わせ
- 事前事後に受講者同士がつながるオンラインサロン(Slack、ゼミの場合)
- 講師作成の教材
(*)講師交通費、および使用するレンタルスペース・設備の費用は別途負担いただいております。
(*)受講生の人数は、こちらから制限は設けておりません。
(*)非営利事業者向け、学生団体向けの価格も別途ご用意している他、ご予算に応じたプランも承ります。ぜひ、ご相談ください。
受講生に配布している教材の一部
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