2011.3.11、世界は変わりました。

1年以上が経った今も、多くの問題が山積し、収束する兆しはみえません。このような危機的状況であるにも関わらず、これからの社会の担い手である若者は、どこか社会に対して他人事のように過ごしています。

私たちは、こんな暗い世の中だからこそ、若者が当事者意識を持ち、協力しあい、アクションを起こしていけば、何か変化が生まれるのではないかと考えます。そして、そのためにも、第一に社会に興味をもつことが必要です。

そこで、”WorldShift’12″では、「対話の場」をつくりたいと考えています。“対話”とは、「価値観の差異を前提に、あるテーマのもとで他者と話し合いをする中で、自分自身と相手の価値観に目に向け、共に新たな価値観を生み出す創造的コミュニケーション」だと私たちは定義します。

“対話”を通すことで、互いの意見をシェアし、学び、関係性をつくることができ、同時に個人の考え・志をクリアにすることができるのではないでしょうか。

そこで社会に興味を持つための入り口として、本企画では、持続可能な社会を生み出すためにアクションを起こしている“カッコいい大人”に、ご登壇・ご参加して頂きたいと考えています。

“WorldShift’12″を通して参加者一人一人が社会の、世界の問題に興味を持ち、当事者意識を感じ、例え小さなアクションにであっても変えていくことができれば、世界は変わると思います。

日本・世界のこれからに、私たち若者はなにができるのか、なにをすべきなのか。“いつかどこかの誰か”ではなく、“今ここの私たち”から「ワールドシフト」を始めていきませんか。本企画が様々な人たちと手を取り合って、未来へと歩んでいく契機となりますことを切に願います。