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ローカル採用2.0 〜地域と個人のいい関係とは?〜TWDW × greenz.jp 第1部

不確実な時代に個人や組織、そして地域が生き抜くヒントは「つながり方」にある?

最近、グリーンズの周りでは「働き方改革」ならぬ「つながり方改革」に取り組む地域や会社が増えています。

たとえば、移住者も大事だけど、その前に「土地に関係を持ってくれる人」を増やすことに力を入れている地域。

たとえば、売上も大事だけど、まずは社員やステークホルダーと「人間的ないい関係」を築くことに取り組んでいる会社。

こうした、「人と人、人と組織の関係性」を築くことに重点を置く取り組みは、一見すると、ゴールに到達するには遠回りのアプローチのように見えます。

しかし、こうした取り組みは着実に、成果をあげています。そんな変化を垣間見ながら、不確実な時代に個人や組織、そして地域が生き抜くヒントは、「つながり方にあるのではないか?」と考えるようになりました。

いったいなぜ、あの地域や会社は「つながり」を大切にするのか。地域や会社と個人が「いい関係」を築くには、どのようなことが必要なのか。

そんな問いを、毎年開催される働き方の祭典「Tokyo Work Design Week」に持ち込んでみました。

11月19日、「地域」と「経営」という2つのセッションに分けて、それぞれの領域における「つながり方改革」の実践者をお招きし、参加者のみなさんと一緒に考えたいと思います!

第1部では、「地域」を舞台に「地域と個人のいい関係づくり」に取り組む3名のゲストが登場します。

ローカルへの注目が高まっており、地域に移住したり、地域で仕事を始めたりするキャリアも珍しくなくなっています。しかし、なかには地域側と個人がいい関係を築けない事例も。いったい、地域と個人のいい関係とはどういうものなのでしょう?

岐阜県郡上市で、未来につながる仕事を共創するプログラム「郡上カンパニー」を運営する岡野 春樹さん、株式会社カヤックLivingで、地域から個人にスカウトが届く移住スカウトサービス「SMOUT」を運営する松原 佳代さん、自らも元地域おこし協力隊であり、現在は各地で協力隊や受け入れ地域のサポートに取り組む西塔大海さんをゲストにお招きし、それぞれが取り組む「地域と個人のいい関係づくり」の秘訣や、その背景にある哲学を伺います。

地域で移住・起業支援に取り組む方や、行政の地域おこし協力隊受け入れ担当の方、自身が地域での移住や起業を検討している方は、ぜひご参加ください。

ローカル採用2.0 〜地域と個人のいい関係とは?〜TWDW × greenz.jp 第1部
【日時】
11月19日(月)
13:30〜15:30
【会場】
渋谷ヒカリエ8階COURT
【住所】
東京都渋谷区渋谷2丁目21-1
【参加料】
1,000円
【主催】
NPO法人グリーンズ
【ウェブサイト】
https://twdw-greenz-local.peatix.com/

【ゲスト】

岡野 春樹(おかの はるき)
1989年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部を卒業後、電通に入社。自治体のブランディングや、地方創生を中心とした官公庁の国内外の広報に携わる。また、日本を愉しむ関係性をつくる編集チーム「Deep Japan Lab」を立ち上げ、2017年に法人化。若者が日常で抱いた素直な問いを深掘る旅「日本みっけ旅」の運営を中心に、林業経営者の事業開発、地域の学校づくりなど、様々な学びと挑戦の場の編集を行う。2018年1月に第二子が誕生し、6月から家族4人で岐阜県郡上市に移住。逆算しすぎない直観的な生きかたを自ら実践している。慶應義塾大学SFC研究所 所員。

松原 佳代(まつばら かよ)
富山県生まれ。お茶の水女子大学心理学専攻を卒業後、コンサルタント、編集者を経て、2005年面白法人カヤックに入社。10年間広報、ブランディングに携わり、2015年に独立。スタートアップの広報戦略、広報人財育成を行う。2017年よりカヤックLiving代表取締役を兼任。暮らしのオーナーは自分、一人ひとりが(仕事を含む)暮らしを自由に選択できるようにと「暮らしをつくろう」をビジョンに、住まい、暮らしをテーマとする事業を展開中。2018年6月に移住と地域のサービス「SMOUT」をリリース。

西塔大海(さいとう もとみ)
「西塔企画」代表。慶應大学SFC研究所上席研究員。
1984年山形県生まれ。東日本大震災後、宮城県気仙沼市で「気仙沼復興協会」をたちあげ、復興事業にあたる。2013年から地域おこし協力隊として福岡県上毛町に移住。上毛町の移住交流施策「みらいのシカケ」や、古民家をDIYでリノベーションする教育プログラム「上毛町デザインビルド」などに関わる。2015年に任期を終え、現在は地域の企画業・プロジェクトマネージャーとして西日本各地でプロジェクトを進行中。

山中 康司(やまなか こうじ)
グリーンズ求人プロジェクトマネージャー。「働きかた編集者」という肩書きで、ソーシャル領域のキャリアをテーマに採用支援、編集・ライティング、イベント企画運営、ファシリテーション、カウンセリングなどを行う。国家資格キャリアコンサルタント。