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【テーマ】
『カタチとデザインを「読む」ワークショップ 』「目に見えないものをつくる」をコンセプトにプロダクト、建築、インスタレーション、グラフィックなど分野を超えて国内外で活躍するデザイナー、NOSIGNER。彼のデザインを生み出すプロセスには、ゲーテの自然科学やバックミンスター・フラーの哲学の影響が見受けられます。
一方、SYNAPSE projectメンバーであり、東京大学大学院にて認知神経科学、脳機能イメージングを専門とする飯島和樹は、言語学、哲学、回文など幅広い分野に親しみ、その科学的思考をベースに、様々な具象やデザインプロセスを独自の発想と思考でとらえています。
今回のワークショップのミッションは「本を読むこと」。
「カタチ」にまつわる本をテーマに、自然界のフラクタル、デザイン、クリエイティブへのプロセス、そして脳の話まで、一冊の本から広がるさまざまなインスピレーションや哲学を紐解いていきます。
一冊の「本」を「読む」ことで見えてくる新たな思考のプロセス、それは学術分野にとどまらず、クリエイティブやビジネスなどすべてに通じる概念であり、実際のものづくりや発信力に繋がるアイデアを導きます。新たな本の読み方から、気付かなかった世界のカタチが見えてくるかもしれません。
【読む一冊】
ピーター・S・スティーヴンズ 『自然のパターン -形の生成原理-』
2011年1月30日(日)17:00〜19:00
会場:
amu(JR恵比寿駅西口徒歩4分)
http://www.a-m-u.jp/access.html
参加費:
無料
参加方法:synapse.ag@gmail.com まで、お名前、人数を明記の上ご連絡ください。
※参加状況によりますが、当日参加も受け付ける予定です。
【登壇者】
NOSIGNER (デザイナー) ×飯島和樹(東京大学大学院 総合文化研究科)
NOSIGNER

「見えない物をつくる職業」という意味をもつNOSIGNER(ノザイナー)として活動。社会的意義を踏まえたデザインを通し、空間、プロダクト、アートディレクションなど複数の領域において国際的にも高い評価を得ている。NY ADC Young Guns 7、D&AD賞など、受賞歴多数。「OPEN SOURCE PRODUCT」ファウンダー。http://www.nosigner.com
飯島和樹

東京大学大学院 総合文化研究科 博士課程、日本学術振興会特別研究員。
専門は認知神経科学、脳機能イメージング。
生成文法の理論に基づき脳機能イメージングの手法を用いて言語の脳内基盤について研究を行っている。共著書に『発達と脳-コミュニケーション・スキルの獲得過程』(医学書院, 2010)。
