一人ひとりの暮らしから社会を変える仲間「greenz people」募集中!→

greenz people ロゴ

2/15(水)地域資源をいかして生業をつくる。福島ローカル起業物語 part 1~自分のお店を持つ~

今回開催する「地域資源をいかして生業をつくる。福島ローカル起業物語」は、地域資源も課題も豊富な地域で起業に挑戦してみたい!と考えている方に向けてのオンラインイベントです。

お申込みはこちら

注目が高まるローカル起業の魅力

ウィズ&アフターコロナの社会では、「働き方」や「暮らし方」はさらに多様化し、地方と関わりを持ちながら働くことや、地方移住や多拠点生活が注目を集めています。

そんな中、地域資源や風土をいかして「等身大の仕事」をつくるローカル起業家が全国各地で増えています。

地域に眠る未発掘の資源もいかして、新たな価値を生み出すことができることがローカル起業の魅力。
それまで認知されていなかった地域資源を独自の視点で掘り起こし、新たな価値を生み出せることや、地域とのつながりのなかで事業を育てていくことは、地域で起業することの醍醐味と言えるでしょう。

福島12市町村とは?チャレンジングな土壌でできる新たな挑戦

そんなローカル起業家たちの活躍の場として注目を集めているのが「福島12市町村」です。
福島12市町村とは、東日本大震災による、地震・津波に加えて原発事故の影響により様々な被害を受けた福島県浜通り地域を中心とした12市町村のこと。大きな打撃を受けた地域ですが、震災から10年が経った今、課題先進地域として最もチャレンジングな地域になっています。

地域課題や足りないものがまだまだたくさんある地域だからこそ、一から作っていく面白さがあると、この地域で活躍する起業家は語ります。

農林水産業や製造業はもちろん、ドローン開発や再生可能エネルギーなどの先端産業が集積し、今後さらに注目が集まるこの地域では、映像やクリエイティブに関わる仕事、コミュニティスペースや飲食店など、地域の未来をつくるような生業を起こす人もたくさん生まれています。
有効求人倍率をみても全国に比べて高い状況が続いていて、医療や保育などの専門職や、飲食店や小売などの町を支える仕事の担い手も必要とされており、事業チャンスもまだまだ多くあります。

このようにチャレンジの幅は多岐にわたるほか、「福島12市町村起業支援金」はほかの自治体より充実した金額が支援され、市町村ごとに空き店舗の改修に対する補助金や創業支援が用意されているなど、起業・創業に関する手厚いサポートが充実しています。

そんな福島12市町村で起業した先輩起業家たちのお話を通じて、ご自身の起業イメージをふくらませてみませんか?

イベント内容

Part1のテーマは「自分のお店を持つ」

お招きするゲストは、それぞれ創作レストラン、居酒屋とサウナ、洋菓子店といういずれも地域に根ざした自分のお店を経営されています。

イベントではどのような形で福島12市町村で仕事や繋がりをつくり、何を大切にして事業をおこなっているのかについて、活動紹介やパネルディスカッションを通して、ここでしか聞けないリアルな体験談をお話いただきます。

当日のゲストに直接質問や相談をすることができる【質問タイム】も実施します。実際に起業や小商いの実践場所として福島12市町村での活動を考えている方は、ぜひ実際に活躍されているゲストの皆さんにぜひ質問してみてください。

またイベント内では、新たにチャレンジをされる方への最大400万円の起業支援金、最大200万円の移住支援金、移住検討段階から使える交通費等補助金やお試し住宅などの、【支援制度に関するご説明】もございます。

※支援制度については未来ワークふくしまサイトの説明ページにも掲載しております。
またメールやzoom、お電話で相談もいただけます。
詳細はこちらからご確認ください。

登壇者紹介

川口雄大 (かわぐち・たけひろ)さん
川口商店 /サウナ発達
福島県出身。南相馬市原町区で小さな飲食店「川口商店」とサウナ「発達」を営む。
東日本大震災と原発事故により、自身の家業である3代続く町の米穀店【川口商店】が休業を余儀なくされたことをきっかけに小学校時代からの夢であった川口商店の屋号を継ぐ。現在は業態をガラリと転換し、自分たちの得意とする飲食やサウナを通じお客様に楽しんで頂く取り組みを行なう。
当日はどのような取り組みを行なっているのか。これから新しく起業を考えている方のヒントになるようなお話ができればと思っています!!

吉川未来(よしかわ・みき)さん
Restaurant MADY
1995年生まれ。福島県浪江町出身。15歳で東日本大震災・原発事故を経験する。高校卒業後、教師を目指し埼玉県内の大学へ進学。塾講師などを経験するも、その難しさを痛感して教師の道を諦める。⁡先輩に誘われた飲食店でのアルバイトを機に、飲食業に携わる。2016年頃から開業を意識して準備を進める。大学卒業後はアルバイトから社員となり、調理と接客を学ぶ。2018年に結婚し、夫婦経営で飲食店開業を決意する。新型コロナウイルスの影響を受けて、開業時期を1年延期。のちに福島県南相馬市へ移住し、2022年3月にRestaurant MADYを開業。

横須賀直生(よこすか・なお)さん
おかしなお菓子屋さんLiebe
1988年楢葉生まれ楢葉育ち。大熊町にあった双葉翔陽高校卒業後、製菓専門学校にいくため上京。19歳でお菓子屋さんに就職し、神奈川県相模原市→東京→千葉県松戸市→ドイツ→茨城県水戸市で過ごし2019年3月夫と子供二人を連れて楢葉町にUターン。2020年5月「おかしなお菓子屋さんLiebe」をオープン。同年8月に第3子出産。
家族と過ごす時間を一番に家庭と仕事のバランスをとりながら営業しています。
店舗の営業の他にイベント出店やお菓子教室の講師、地元中学生と商品開発をしたり、こども園のデザートを作ったり。きっとUターンしてなければこのような新しい仕事に挑戦できる機会はなかったかもしれません。
今後は料理人の夫と共にカフェをオープンさせたり、子育て世代のサポート、ママ起業や女性のキャリアアップ支援などもしたいと考えています。

植原 正太郎(うえはら・しょうたろう)
NPO法人グリーンズ共同代表。1988年4月仙台生まれ。慶應義塾大学理工学部卒。新卒でSNSマーケティング会社に入社。2014年10月よりWEBマガジン「greenz.jp」を運営するNPO法人グリーンズにスタッフとして参画。2020年4月より共同代表に就任し、健やかな事業と組織づくりに励む。
2021年5月に熊本県南阿蘇村に移住。暇さえあれば釣りがしたい二児の父。

イベント開催概要

開催日程 2023年2月15日(水)20:00-22:00
開催場所 オンライン(Zoom)
定員    50名
参加費 無料

タイムライン
19:45-20:00:開場
20:00-20:10:オープニングトーク
20:10-20:55:登壇者の活動紹介
20:55-21:20:トークセッション「自分のお店を持つ」
21:20-21:25:支援制度のご案内
21:25-21:30:運営からのご案内・中締め
21:30-22:00:ゲストとの座談会&質疑応答

※上記は一部変更となる可能性がございますのでご了承ください

申込方法 本ページの下部にあるリンク先Peatixよりお申し込みください

お申込みはこちら

【おしらせ】
2月22日(水)に開催予定のPart2「スキルをいかして起業する」はこちらからお申し込みください。