2007年10月19〜21日の3日間、アメリカ・カルフォルニア州のサンフランシスコで世界的な環境・エコイベント「Bioneers(バイオニアーズ)」が開催される。1990年に始まったこのイベント、名前の由来はエコなパイオニアたち(Bio+Pioneers)。そんな人々が3000人も集まるのだ。
Bioneersは、「エコなパイオニアたち」=科学者、アーティスト、庭師、経済学者、アクティビスト、地方自治体職員、建築家、経済学者、農家、ジャーナリスト、宗教者、教育関係者などを全世界から招聘し、さまざまなテーマでの講演、ワークショップ、討論会、映画上映会、パフォーマンスなどを行うイベントだ。その様子は全米17か所に衛星中継を行うほか、全米の公共放送でその様子が放送される。今年のスピーカーもなかなか面白そうだ。
実は、greenz.jpチームは昨年10月に行われたBioneers Conference 2006に参加したのだ。写真はすべてそのときのもの。細菌学者による「きのこが世界を救う」、サンフランシスコ州バークリー市長による「持続可能な都市づくり」、「市民記者になるためのワークショップ」、雑誌編集長による「どのように子どもを広告の洪水から守るか」、パーマカルチャリストによる「山羊を利用した荒れ地の生態系回復」、世界的天文学者による「自然、神、超ひも理論 なぜ地球の生態系は完璧なバランスを保っていたのか」、「サーモンから見えてくる地球大の生態系」など、おもしろいテーマの講演がズラリ。
会場ではあちこちで映画祭、パフォーマンスが繰り広げられ、100以上のNPOやエコ雑誌、エコ放送局などもブース出展し、3日間かけてやっと全部まわれるほど。
100近く出展していたブースのひとつ。13grandmothers。
フェアトレードを推進するNPOのブース。どのブースも若者が多いのが日本と違いか
食事はベジタリアン、ノンベジタリアン(なんでも食べる人)、ビーガン(たまごなどの乳製品も食べない絶対菜食主義者)メニューがあり、気持ちのいい環境の中でオーガニックフードを楽しんでいた。ほとんどの人が水筒を持ち歩く。
今年もgreenz.jpは参加してくる予定なので、行きたい人は連絡ください。一緒に行きましょう。