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従来日本において建築「アーキテクチャー」は「建てる」職能を受け持っており、壊す行為そして建てられるまでの空白の時間と場所、つまり設計以前、以下の行為については建築的行為の外にあるとみなしてきました。
しかし本来建築(Architecture)は必ずしも設計(Design)と同義でなく、場所の記憶や人間の住まい方、生き方など、人間の生産活動と思 考の原理、本質であり、且つ概念的なものも含まれるからこそ決してなくならず、建築分野のみならず社会思想、システムやプログラムの領域にも拡大しつつあ るといえます。
現在行われている様々な建築的行為とその先にあるもの、向かうものは何か。各建築家のプレゼンテーションを交えた連続トークセッションを行います。
日時:10月21日(14:00-16:00)/10月27日(15:00-19:00)/11月11日(13:30-15:00)
※当日開始30分前に受付開始/先着順
場所:旧東京電機大学校舎 11号館 3F(東京都千代田区神田錦町2-2)
主催:東京藝術大学
共催:神田コミュニティアートセンター構想委員会
参加料:500円(同時開催の展覧会に、期間中何度も使えるパスポートです)
【第1回 建築的思考のパラダイム】
登壇者:田根剛(DORELL.GHOTMEH.TANE/ARCHITECTS)有山宙(assistant)辻琢磨(403 Architecture)
モデレーター:西田司
ゲスト:中村政人
有山 宙さん(assistant)
2002年に、松原慈と「assistant」を設立。ヨーロッパ各国の美術展や、展覧会デザインを手がけたほか、日本国内では各地の美術機関において、作品発表およびワークショップを展開している。
田根剛さん(DORELL.GHOTMEH.TANE/ARCHITECTS )
1979年生まれ。パリを拠点に活動する建築家。2006年、ダン・ドレル、リナ・ゴットメと共に建築事務所DGT(DORELL.GHOTMEH.TANE / ARCHITECTS)をパリに設立。エストニア国立博物館など欧州を中心にプロジェクトが進行中。コロンビア大学GSAPP客員教授
辻琢磨さん (403architecture [dajiba] )
403Architectureは2011年に筑波大学大学院芸術専攻貝島研究室修了の彌田徹と、横浜国立大学大学院建築都市スクールY-GSA 修了の辻琢磨、橋本健史の三人によって設立された建築設計事務所。静岡県浜松市を拠点として、都市そのものをフレームとした活動を展開している。