「サステナブル」
「DIY」
「BOPビジネス」

これまでgreenzでも紹介されてきた、そんなキーワードまつわる記事に驚きや感動を覚えた読者の方も多いのでは、と思います。

限られた資源・環境の中で自らのアイデアを生活向上の手段へと昇華させ、新たな価値を産み出す人々。彼らは、グラスルーツ・イノベーター（草の根レベルの発明家）と呼ばれ、その存在はインドをはじめとするアジア各国政府の注目を集めています。また、制約の中で創意工夫を持って問題を解決するその精神は、近年、シリコンバレーや米ビジネス・スクールでも話題となっています。

本イベントでは、途上国女性が抱える生理用ナプキンに関する課題に対し、インドを拠点に奮闘するグラスルーツ・イノベーターをゲストにお招きします。

ゲストのムルガナンサム氏は、ナプキンの代わりに“ボロ布”を手にする奥さんを前にした時、立ち上がりました。そして彼は、6年以上の開発期間を経て生理用ナプキンの製造機を開発し、地域の女性たちと共に製造、流通、販売の仕組みを構築。09年、彼の発明は時のインド大統領から「ベスト・イノベーション・アワード」として表彰されます。

会場の皆様と一緒に、ムルガナンサム氏のイノベーションが秘める社会的価値、意味を紐解いていきたいと思います。

※3分で分かる！ムルさんの開発秘話はこちらから。
http://matome.naver.jp/odai/2134856742815583501