米国スタンフォード大学では毎年夏の2ヶ月間にソフトウェア開発の短期プログラムを行っています。参加学生は、短期間のうちに社会的な課題を解決するソフトウェアの開発に取り組みます。
2011年の優勝作品は、タブレットのタッチスクリーンを点字のキーボードにしてしまうソフトウェア!誰でも簡単に使用できるというタブレットの強みを活かした、課題解決型のアイデアです。
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視覚障がい者の方がこのキーボードを使えば、点字のタイピングができ、そのままメールを送ることもできます。
動画の中でも出てきますが、アメリカの点字キーボードはひとつ3,000ドル(約24万円)〜6,000ドル(約48万円)もするとても高価なものです。しかし現在、比較的安価に普及しているタブレットを活用することができれば、点字キーボードをより身近なものにすることができます。
スタンフォード大学の学生Adam Duranさんはこの問題点に着目し、ソフトウェアの開発に取り組みました。
このソフトウェアは視覚障がい者のユーザーの立場に立ち、細部までこだわっています。キーボードに置く指の位置によって、インターフェースを調整してくれます。また、タブレット本体を振るとタイピングのモードを変更することができたり、指をドラッグすることでメニューを決定できたりします。感覚的な操作を実現することにより、これまでの点字キーボードよりもユーザビリティが高くなっています。
またこのキーボードのソフトウェアは、iPadやアンドロイド端末などのすべてのタッチパネルデバイスに応用可能だそうです。
今回のソフトウェアを見ていると、タッチパネルのインターフェースの可能性を改めて感じてしまいます。視覚障がい者のみならず、こどもやご老人にとってのベストなキーボードというのも生まれてきそうですね!
( via springwise.com )
テクノロジーで障がいを克服するアイデアはまだまだある!