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【イベント】 アミタグループ代表 熊野氏出演、震災後の社会を考えるパネルディスカッション 立教大学×信頼資本財団 共催公開講演会『信頼社会への挑戦』 @立教大学

greenz.jpでは紹介のみ行っています。お問い合わせ・ご連絡はイベント主催者さまへお願いします。

社会関係資本の向上につがなる社会的事業に対し、無利子・無担保で融資を行うなどの活動をしている「信頼資本財団」の主催するイベントのお知らせです。(財団のホームページはこちら

『信頼社会への挑戦』
―― 3.11の悲しみを乗り越えて、今、日本の社会を再構築する ――

現代の日本を含む先進国が抱える問題のひとつに、物質的には満足しているにも関わらず、精神的な飢餓・貧困化が進んでいることが挙げられる。そしてその原因は、行き過ぎた工業社会と金融資本主義が、人と人、人と社会、人と自然との「関係性」を劣化させてきた。今こそ我々は現代の先進国が抱える精神的な飢餓・貧困問題の解決のために、人と人、人と社会、人と自然との「関係性」を再構築し、「信頼」に基づく持続可能な社会「信頼社会」を実現するための対話と実践を始めるべきではないだろうか。
特に「3.11東日本大震災」により失われた多くの尊い命は、生き残った私達に改めて「生きる意味」と「人と人とのつながり」の大切さ、力強さを教えてくれた。多くの犠牲と悲しみを乗り越えて、新しい社会の在り方をこの日本から世界へ提示していくための議論を是非展開したい。

■イベント名
立教大学×信頼資本財団 共催公開講演会『信頼社会への挑戦』

■日時
2011年10月23日(日)  14:00~16:30 (開場:13:30)

■場所
立教大学 池袋キャンパス14号館D201教室
(地図はこちら

■定員
300名程度(申し込み不要)

■受講料
無料

■タイムスケジュール

13:30 開場

14:00~14:30 基調講演(内山節:立教大学21世紀社会デザイン研究科・文学部教授)

14:30~15:30 パネルディスカッション 第1部

15:30~15:40 休憩

15:40~16:30 パネルディスカッション 第2部

16:30 閉会

■パネラー
内山 節 (うちやま たかし/立教大学21世紀社会デザイン研究科・文学部教授)
1950年、東京生まれ。立教大学大学院教授、特定非営利活動法人森づくりフォーラム代表理事など。1970年代から東京と群馬県上野村の二地域を往復する生活を営み、自ら畑を耕し、里山に囲まれた農村の暮らしを通して、自然と労働の思想を問い続けている実践的な哲学者として知られている。自然論・労働論・共同体論などを専門とし、立教大学大学院教授、東京大学講師などを歴任。東北農家の会、九州農家の会などでも講師を務める。主な著書に「共同体基礎理論」「清浄なる精神」「里という思想」「日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか」などがある。

熊野 英介(くまの えいすけ/公益財団法人信頼資本財団理事長)
1956 年生まれ。スミエイト興産株式会社(現・アミタ株式会社)に入社。1993 年代表取締役就任、現在に至る。
その他、グローバル・コンパクト・ボード・ジャパンのボードメンバー、東北大学非常勤講師、特定非営利活動法人地球デザインスクール理事長。著書は、『思考するカンパニー』、( 幻冬舎)、『自然産業の世紀』[アミタ持続可能経済研究所共著](創森社)。

中村 陽一(なかむら よういち/立教大学21世紀社会デザイン研究科教授)
1957年生まれ。一橋大学社会学部卒業後、編集者、 日本生協連総合指導本部等を経て、非営利ネットワーク型シンクタンク・消費社会研究センター設立、代表。 都留文科大学文学部助教授、東京大学社会情報研究所客員助教授、都留文科大学教授を経て、2002年より 現職。共(編)著に、『日本のNPO/2001』『日本のNPO/2000』『21世紀型生協論』(日本評論社)、『都市と都市化の社会学』(岩波書店)、『アンペイド・ワークとは何か』(藤原書店)、『非営利・協同セクターの理論と現実』(日本経済評論社)他多数。

■コーディネーター
石川 治江(いしかわ はるえ/立教大学21世紀社会デザイン研究科教授/公益財団法人信頼資本財団理事)
1947年東京都生れ。外資系組織秘書、喫茶店、居酒屋女将などを経て、福祉分野に進む。
1987年に非営利の民間福祉団体としてケア・センターやわらぎを設立。日本初の24時間365日の在宅福祉サービスを打ち出す。
NPO法人ケア・センターやわらぎ、社会福祉法人にんじんの会代表理事。
著書:「介護はプロに、家族は愛を。」(ユーリーグ株式会社発行)、「水辺の元気づくり」(理工図書株式会社)「川で実践する」(学芸出版)他。