動物、森、氷河からそこに生活する人々まで、アラスカのあらゆる「自然」を愛し、多くのあまりに美しい写真を残した写真家、故星野道夫氏の没後10年を記念して、大阪梅田店15階で特別企画写真展が開催される。
「星野は待つ人であった」と言われるように、彼はアラスカの悠久の時の中で自然と同化し、美の最頂点を写真に収め続けた。
ヒグマに襲われ亡くなった彼の最期は、まさに厳しい自然の摂理を身をもって教えてくれたのかもしれない。ただ、彼が最も伝えたかったのは、自然の美しさと、優しさ……。この写真展からその言葉に耳をすましてほしい。
「星のような物語」星野道夫展 2006年8月16〜28日(大丸梅田店)
http://www.daimaru.co.jp/museum/schedule/umeda/index.html