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ゲーム感覚で街にくりだそう!ロンドンの交通機関で始まった位置情報連動ゲーム「Chromaroma」

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foursquareGowallaLooptなど、ユーザの位置情報と連動させたソーシャルネットワークサービスは、訪問する場所が増えるたびにポイントやバーチャルグッズがもらえたり、他のユーザとスコアを競い合ったりと、ゲーム性を楽しめるのが魅力のひとつ。通常、これらのサービスにはスマートフォンや携帯電話などのデジタルデバイスが必要ですが、公共交通機関のICカードを使った新しい“位置ゲー”が、ロンドンで始まりました。

Chromaroma」は、ロンドンのICカード乗車券Oyster Card(オイスターカード)を使った位置連動サービスです。地下鉄の改札やバスの乗車時にこのカードで「タッチ」するごとに位置情報を記録。移動頻度などに応じてポイントが加算され、他のユーザと競い合う仕組みとなっています。

Chromaroma from Mudlark on Vimeo.

「Chromaroma」は、Oyster Cardさえ持っていれば、誰でも参加OK。公式ウェブサイトで、メールアドレス、パスワード、Oyster Cardのナンバー、所有者名などを入力して、ユーザ登録します。ユーザになると、自分の移動履歴をマップで閲覧したり、獲得ポイントをチェックしたり、知らなかったとっておきのスポットを検索したり、といったことが可能。また、友達同士でグループを作って、一緒に楽しむこともできます。

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ゲームといえば”インドア”なイメージですが、「Chromaroma」のような位置情報と連動したゲームは、街に繰り出すきっかけとなり、旅の新しい楽しみ方を増やしてくれそうですね。日本でも、「Suica(スイカ)」や「Pasmo(パスモ)」、「ICOCA(イコカ)」など、ICカードが広く普及。これらのICカードを使ってこのようなサービスが生まれれば、公共交通機関の利用促進にも役立つかもしれません。

[via Springwise]