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ニュージーランド大地震で被害にあった人々を支援するためのオンライン情報まとめ

Creative Commons: Some Rights Reserved.  Photo by martinluff.

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2011年2月22日、ニュージーランド南部クライストチャーチ(Christchurch)でマグニチュード6.3の地震が発生。2月24日現在、少なくとも75名の人々が命を落とし、日本人23名を含む300人以上が、依然として行方不明となっています。また、地震発生後、多くの地域で断水や停電が続くなど、生活インフラにも大きな打撃を与えています。地震の多い日本で暮らす私たちにとっても、けして“他人事”ではないこの大災害。日本から、被災者の人々を少しでも救い、支援するためのオンライン情報を集めました。

1: 義捐金・救援金

ニュージーランド大地震に向けた義捐金・救援金の募集が、ニュージーランド国内のみならず、日本でも、始まっています。ただし、このような災害に乗じて「募金」と称した詐欺があるのも事実。せっかくの善意が悪用されてしまわないよう、十分気をつけてください。

【オンライン募金】

・ インターネット募金「ニュージーランド地震救援金」 (Yahoo!ボランティア)

・ 日本赤十字社(銀行振込でも受付)

・ Salvation Army(ニュージーランド救世軍)

・ New Zealand Red Cross(ニュージーランド赤十字)

【義援金箱を設置】

・ サークルKサンクス(全国の「サークルK」、「サンクス」各店舗)

・ 埼玉県川口市

・ 大阪府枚方市

・ 岡山県倉敷市

2: 被災地の最新情報

このような大地震が発生した直後は、とかく情報が錯綜しがちです。信頼できる情報ソースから、情報を入手するようにしましょう。複数のメディアから情報を得るようにすると、いいかもしれません。以下のウェブサイトなどが参考になります。

・ Google日本の情報ポータルサイト「ニュージーランド大地震2011

・ Googleの危機情報ポータルサイトGoogle Crisis Responseの「Christchurch Earthquake

・ ニュージーランドの地震情報を発信する「GeoNet

ニュージーランド「Civil Defense」の公式ウェブサイト

NZメディア「Stuff」のクライストチャーチのスタッフが更新する被災地情報

3: 現地との連絡

現在、被災地との電話がつながりづらい状況。フェイスブック(Facebook)やツイッター(Twitter)といったソーシャルネットワークサービスが代替コミュニケーションツールとなりうるでしょう。ツイッターでは、ハッシュタグ「#eqnz」、「#nzeq」、「#chch」を使って、情報がやりとりされています。このほか、Googleでは、安否確認のための専用サイト「Google Person Finder(パーソン ファインダー)」を開設。被災地にいると思われる家族や知人の名前を入力し、安否を確認することができます。また、日本赤十字は、安否調査サービスを開始しました。ソフトバンクでは、2011年2月22日~3月21日までの間、ソフトバンクの携帯電話でニュージーランドから送信するSMS、ソフトバンクの携帯電話で日本からニュージーランドへ送信するSMSを無料とすることを発表しています。

遠く離れた日本にいる私たちも、被災者の人々を救うために、何かできるはず。これらのオンライン情報を活用し、この災害に関心を持ち、できることからアクションしていきましょう。

「Yahoo!ボランティア」でボランティア募金しよう。