工場などでは、
たくさんの出稼ぎ労働者が働いています。
外国から来る人も少なくないのですが、
その労働条件は決していいとはいえません。
必要なときに安い賃金で働かせて、
必要がなくなったら解雇する。
そんなことが、世界のあちこちで起きています。
そんな出稼ぎ労働者の問題を
多くの人に考えてもらうために、
韓国のアムネスティが街で
ゲリラ・アクションを実施しました。
トラックに、
家電製品が入っているような
段ボールがたくさん積まれています。
そこに描かれているのは、
工場労働者のイラスト。
そして、ガムテームには
こんなコピーが書かれています。
「私たちは出稼ぎ労働者だが、
輸入された機械ではない。
出稼ぎ労働者も、人間なんです。」
私たち消費者も、物を買うときは
性能や価格だけでなく、それが
どのようにしてつくられたものなのか
想像するようにしたいですね。
工業製品は、
工場で「人間の手によって」
つくられているんですから。