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[イベント]PARCビデオまつりVol.1 魚魚魚(ぎょぎょぎょ)映画祭! ~観て、語って、考えよう!「食と環境、そして生物多様性」~@お茶の水

greenz.jpでは紹介のみ行っています。お問い合わせ・ご連絡はイベント主催者さまへお願いします。

このたび、新作を含むPARCビデオ3本の上映会を企画しました。テーマは、「食と環境、そして生物多様性」―。4/9は魚魚魚(ギョギョギョ)で盛り上がりましょう!!
ぜひぜひ、お越しください。

☆☆上映予定作品☆☆☆☆
●「食べるためのマグロ、売るためのマグロ」2008年 31分
● 「食卓と海 水産資源を活かし、守る」2009年 34分
● 最新作!「海と森と里と つながりの中に生きる」2010年 35分

アジア太平洋資料センター(PARC)では、30年以上もの間、アジアの市民団体、研究者とのネットワークを活かして、エビやバナナ、水、100円ショップなど、私たちの身近な題材を切り口に、日本とアジアの関係を考える調査・研究活動を行なってきました。その成果を伝えるために、DVD・ビデオを制作しています。ユーザーの多くは大学などの教育機関や地域の図書館です。

学校現場からは大変好評ですが、受講生のみなさまにはあまりご覧いただく機会がありませんでした。「値段が高くて・・」「PARCってビデオ作ってたの?」などの声を聞くこともあります。

そこでこのたび、最新作ビデオを含む大上映会を、初めて開催することにいたしました。テーマは「食と環境、そして生物多様性」です。
上映作品は①「食べるためのマグロ、売るためのマグロ」、②「食卓と海 水産資源を活かし、守る」、③「海と森と里と つながりの中に生きる」の3作品を予定しています。

①ではマグロを切り口に、グローバルなフードビジネスが私たちの食卓や環境に与えている影響を探ります。クロマグロの禁輸が話題になっていますが、「マグロが食べられなくなる」ような状況が生み出された背景に迫ります。
②では、マグロだけでなく水産資源全体の枯渇が世界的に懸念される中、資源を利用しながら保全するコミュニティの実践を追います。「持続可能」な漁業のあり方を考えると同時に、海の恵みを長く楽しむための「食べ方」を考えます。
そして、最新作の③では、私たちの暮らしが自然界のつながりの中に存在していること、そして、近代的な「開発」や「暮らし」がそうしたつながりを断ち切ってきた経過を、林業、農業、漁業など、第一次産業の現場に生きる方々の言葉に耳を傾けながら追っていきます。

私たちの誰も、食べものがなくては生きてはいけません。そしてその食べものの多くは、自然の力によって生産されています。自然とともに、そのつながりの中に生きることは、私たち自身の暮らしや生命を紡いでいくために不可欠なことです。暮らしや社会のあり方を、ビデオを見ながら、一緒に考えてみませんか。

どなたでもご参加いただけます。
お友達・知人などお誘いの上、ぜひご参加ください。

日時:4月9日(金) 19:00~21:00(予定)
会場:PARC2F アクセス
参加費:300円(PARC会員は無料)