「作文の教室」
みなさん、こんにちは!
グリーンズ「作文の教室」講師の・スズキコウタです。このたびは、「作文の教室」に興味を持っていただきありがとうございます。
地域への出張、あるいはオンラインでの開催をご検討いただいている方向けのご案内とお問い合わせはこちらへどうぞ。
メディアでも編集でもライターでもない。greenz.jp編集部があなたに作文を教える「作文の教室」って?
NPO法人グリーンズが展開している教育事業「グリーンズの教室」の1クラス。4時間で超初級編を学べる1DAYクラス、全6回の授業でたっぷり学べるゼミクラスを展開。これまでは、東京と大阪を中心に主催開講。その他、出張教室の形で地方展開もしています。
講師をつとめるのは、greenz.jpに掲載する全記事の校正に関わる、副編集長の僕。ゼミクラスでは、ゲスト講師としてgreenz.jpライターや、講師の友人で編集者として前線で活躍している人々を迎え、書き手に必要な心得や、タイトル付けのテクニックなどを学びます。
「作文の教室」で学べること
▼自分が伝えたいことと向き合い、可視化する機会と時間と方法
「文章を書く」ことに目覚めた方々が、まず着手するべきは、実際に書き始めることでなく、何を伝えたいのかを可視化し、それを読者のニーズに重ね合わせてみること。事前にどんな文章を書き上げたいのかを明確にしてから、ひたすら書く機会を増やしていく。そうすることで、単に文章力が向上するだけでなく、読者にとって魅力的な文章を書けるスキルも同時に身につきます。
▼文章を書き始める前に、情報をリサーチし整理するテクニック
文章を書くとき、書き手にはいっぱいの伝えたいことがあるものです。その多くの情報を如何にシンプルにわかりやすく伝わる文章にするか。そのためには、事前に完成形をブレスト〜イメトレすることが大事です。
▼執筆スキル
テンプレートを使って、授業当日はグループワークで作文に挑戦。授業終了後は、各受講生がひとりで書いてみることを推奨しています。
▼メディア運営のノウハウ初級編
副編集長自ら、ウェブマガジン「greenz.jp」運営ノウハウの初級部分をレクチャーします。
▼同じゴール・目的意識を持つ人々との出会い
「作文の教室」の教室は、「書きたい」というニーズを持つ者同士が集う学びの場です。すなわち、みんな仲間。そんな仲間となった受講生が、お互いの文章を添削し合う関係になったり、クラス開催後に共にメディア運営を始めた例もあります。
具体的なプログラム(1DAY)
▼事前宿題
所定の質問シートに記入いただき、「作文の教室」での学びを通して書きたいと思っていることを事前宿題で可視化していただきます。
▼チェックイン
半日の学びの時間を共にする仲間と知り合い、つながる時間です。
▼今日の目標設定
通常1Dayクラスでは、テンプレートを活用しながら、ロジカルでシンプルに記事・エッセイを書くスキルの習得を目指します。
▼グリーンズとは? グリーンズにとって記事とは? なぜあなたは伝えたい?
greenz.jpがどのような媒体なのか。どのように記事を作成しているのか。編集部運営やライティングのノウハウを学んでいただくとともに、過去にgreenz.jpで爆発的ヒットを記録した記事を分解して解説します。(質問セッションもあり!)
▼全体WS#1 – 良い文章とは何だろう?
全体で、最近読んだ「良い記事」や、自分も書き手になりたいと思うきっかけになった読み物を共有するなどして、受講生が感じる「良い文章」を可視化します。このワークからアウトプットされる「良い文章・記事」は、受講生たちの「こんな文章をかけるようになったら良いな」という願望と直結していることが多く、大事なワークとして位置づけています。
▼休憩
▼グループWS#2 – みんなで記事を書いてみよう:事前情報整理+リサーチワーク
事前宿題の中から、いくつかのトピックを選んで、複数班に分けます。まずは、その選ばれたトピックをどのようなアプローチで原稿化していくのか、グループで共有する時間を持ちます。
▼グループWS#3 – みんなで記事を書いてみよう:所定テンプレに沿ったライティングワーク
実際に40分ほどの時間で、講師自作のテンプレート教材を使いながら、記事の執筆に挑戦します。
▼グループ発表〜講師の簡易添削
短い時間で挑戦した原稿を、他のグループとシェア。担当講師からフィードバックもします。
▼チェックアウト
今回のクラスを終えての気付きや学びを共有し、ネクストアクションを可視化します。
具体的なプログラム(ある時のゼミ)
第1回:オリエンテーション~書きたいことを多面的に観察する方法
「作文の教室」や「greenz.jp」のそもそもについて教える座学のほか、期間中クラスをともにする参加者同士のアイスブレイクにたっぷり時間を使います。後半は、書きたいトピックを文章化するための観察〜ブレストを体感できるワークショップです。
第2回:情報整理してみんなで書いてみよう!
まずテンプレートへの穴埋めをしながら、企画書の書き方、情報を整理し自分の中で深めるメソッド、そして記事の書き方を実践的にワークショップ形式で学んでいきます。
第3回:校正を受けてみよう!
みなさんのアウトプットに、編集者として講師陣が校正をしフィードバック。それを受けて、どのように原稿をブラッシュアップしていけるか、グループワークで学びます。この日は、greenz.jpの記事ができるまでのドキュメント、そして「greenz.jpらしさ」をどのようにつくっているのかを教える座学の時間も予定。
第4回:見出しとタイトルをつけてみよう
ここからは、後半戦! テンプレートベースで原稿を書くことに慣れてきていると思うので、その原稿にどんなタイトルや見出し、画像をつけていけば、より拡散訴求のポテンシャルが上がるのか、ゲスト講師のレクチャーを受け、その後に一緒に考える時間とします。
第5回:書き手という仕事を知る
greenz.jpでもトップクラスのキャリアとスキルを持つシニアライターたち。僕も大好きで尊敬しまくっている3人をゲスト講師として迎えます。の3人!! –>3人のトークを聞いたり、インタビュー挑戦を通して、「書き手」という仕事を知る貴重な機会にしてください!
第6回:学びの棚卸しヒアリング
全員でこれまでの学びを棚卸しするペア・インタビューワークをし、今後のアクションを可視化します。
卒業後のサポート
今回のクラスでは、PDFでつくられたオリジナル教材を講師陣より配布するほか、Facebookグループに拠点を置いて、宿題の提出や授業外のコミュニケーションも、講師・受講生の隔たりなくできるように準備!
そして受講後のみなさんの挑戦も、サポートします。受講終了後、1度に限りますが、みなさんが自由に書いた記事・コラム・広報文などの原稿をスズキコウタが校正するサービスを提供! 優秀作品は、greenz.jpに掲載されるかも!?
ディレクター
スズキコウタ
WEBマガジン「greenz.jp」編集部所属。2016年〜2022年まで副編集長。2023年、読者や会員とともに探究しながらコンテンツをつくるリーダーとして、共創編集マネージャーに転向。
これまでに3000本を超える記事の編集、さらにワークショップ設計に携わる。2015年より「作文の教室」を展開。300人を超える卒業生が、編集者やライター、社会起業家として活躍している。2020年には第2編集部「greenz challengers community」を結成、若い世代の編集者たちと新たなグリーンズの模索を続ける。
2018年「しあわせの経済」国際フォーラム実行委員、2021年「ローカリゼーションデイ日本」実行委員。
これまでに登場いただいたゲスト講師
・丸原孝紀さん
・池田美砂子さん
・平川友紀さん
・村山幸さん
・hidaemi(飛田恵美子)さん
・新井作文店(新井優佑)さん
・石村研二さん
・古瀬絵里さん
・葛原信太郎さん
・福井尚子さん
・宮本裕人さん
・前田有佳利(dari)さん
・西谷渉さん
・土居彩さん
・瀬戸内千代さん
・たけいしちえさん
・西村祐子さん
・北川由依さん
・松山史恵さん
・山中康司さん
・村崎恭子さん
・廣畑七絵さん
・やなぎさわまどかさん
・東善仁さん
・狩野哲也さん
・松沢美月さん
・中鶴果林さん
・茂出木美樹さん
こんな人にオススメ
- 書くこと、表現することの楽しさを知りたい人
- 自分の書いた文章をプロに添削してもらいたい人
- ヒット記事はどのように生まれるのか知りたい人
- 「編集者やライターさんってどんな仕事をしてるのだろう?」と知りたい人
- ブログやFacebook投稿などのクオリティを上げたい人
- 書き手として切磋琢磨する仲間がほしい人
- 「この人の素敵な活動をもっと広めたい」という思いがある人
- NPOや株式会社の広報として、日々対外的に文章を書く機会がある人
- 自分が運営するプロジェクトのビジョンを、もっとうまく伝えたいという人
- 職業としてライターを志している人
これまでに受講された方々からの声
記事を見る目が変わりました。構成や書き手の思いについても考えるようになりました。
書くことに対するハードルが低くなりました。
参加者のみなさんからたくさん刺激を受けた! あと、周りの出来事をもっと楽しめそう。
「型」を知ることは、伝える幅が広がることだなぁと感じました。
良い文章を書く上での技術的なアドバイスを具体的にもらえただけでなく、文章を書くためのマインドや姿勢、言葉の大切さという、書くことだけには留まらない大事なことを学ぶことができました。
作文の教室・開催実績
- 2016年11月: 1dayクラス / 東京(15名満員)
- 2017年1月: 1dayクラス / 東京(15名満員)
- 2017年4月: 1day出張クラス / 大阪 (約25名、行政案件)
- 2017年5月: 1day出張クラス / 東京(約20名、非営利団体案件)
- 2017年5月: 1day社内研修クラス / 東京(約10名)
- 2017年7月〜9月: 全6回ゼミクラス / 東京(15名満員)
- 2017年9月: 1dayクラス / 東京(15名満員)
- 2017年10月〜12月: 全6回ゼミクラス / 東京(16名満員)
- 2018年1月〜3月: 全6回ゼミクラス / 東京(17名満員)
- 2018年1月: 1day出張クラス / 仙台(約15名)
- 2018年4月〜6月: 全6回ゼミクラス / 東京(19名満員)
- 2018年6月: 1dayクラス / 東京(18名満員)
- 2018年7月: 1day出張クラス / 山梨(25名満員)
- 2018年8月: 1day夏期講習クラス / 東京(約10名)
- 2018年8月: 1day出張クラス / 大阪 (約25名、行政案件)
- 2019年1月: 1day出張クラス / 愛媛(20名満員)
- 2019年9月: 1dayクラス / 東京(20名満員)
- 2019年11月: 全6回ゼミクラス / 東京
- 2019年11月: 1day出張クラス / 大阪
- 2019年12月: スタディツアークラス / 徳島
- 2020年1月: 全6回ゼミクラス / 東京
- 2020年4月: 1dayクラス / オンライン(greenz people向け)
- 2020年5月: 1dayクラス / オンライン(愛知、行政案件)
- 2020年7月: 全6回オンラインゼミクラス / 世界(25名満員)
- 2020年9月: 全6回オンラインゼミクラス / 世界(25名満員)
- 2020年12月: 1dayクラス / オンライン(非公開小学生向け)
- 2021年1月: 1dayクラス / オンライン(greenz people向け)
- 2021年1月: 全6回オンラインゼミクラス / 世界(25名満員)
- 2021年3月: 1dayクラス / オンライン(greenz people向け)
- 2021年4月: 全6回オンラインゼミクラス / 世界(25名満員)
- 2021年4月: 全6回オンラインゼミクラス / 世界(25名満員)
- 2021年10月: 全6回オンラインゼミクラス / 世界(25名満員)
- 2021年10月: 1dayクラス / オンライン / 世界(25名満員)
- 2022年2月: 全6回オンラインゼミクラス / 世界(25名満員)
- 2022年10月: 1day スモールクラス / 東京(約10名)
- 2022年11月: ゼミクラス / オンライン(約10名、案件)
- 2022年11月: ゼミクラス / ぎふメディアコスモス(25名満員、行政案件)
- 2022年11月: スタディツアークラス / 山梨(約15名、案件)
- 2022年11月: 1day少人数制クラス/ オンライン(約10名、案件)
- 2023年4月: 1dayクラス / 東京(15名満員)
- 2023年5月: 1dayクラス / オンライン(15名)
- 2023年7月開講決定: ゼミクラス / ぎふメディアコスモス(25名予定、行政案件)
- (プライベート開催を希望されたクライアントとのクラス、受講者・卒業生向けのアフターサポートクラスは除く)
なぜ作文の教室なのか?
誰もが学校教育で学ぶ機会がある「作文」。日記や読書感想文、卒業論文など、作文によって経験や学びを棚卸ししアウトプットすることを、かなり多くの方々が経験していると思います。
しかし。
どのようにその文章を魅力的にするか。
どのように「自分だからこそ書ける」ものにするか。
どのようにより多くの人びとに読んでもらい、社会とつながるきっかけにするか。
そういったことを探究し学ぶ機会は、あまり多くないのかもしれません。それを学べれば、文章を通じた、ヒト・モノ・コトとのつながりも生み出せるかもしれないというのに。
では、この「もったいない」状況をどう突破するか。
自分自身をより高い解像度で見つめる。
より多くの読者を獲得する。
関わっている会社やコミュニティや地域の魅力を広げ、共感してくれる仲間を増やす。
そのために必要なこととは何なのでしょう?
「greenz.jp」の回答は、文章そのものを書くスキルと、書こうとしているトピックを編集・観察する感覚を同時に養うこと。このメソッドを提供するクラスが「作文の教室」です。
新しい社会をつくりたい。
新しい価値観を提案したい。
そんな思いで、NPOやベンチャーやマイプロを立ち上げたり、そういう団体・企業に属している方に僕は多く出会います。
そんな彼らの奮闘する様子を見ていて僕が思うのは、
クリエイティブになる方法やマネタイズも大事だけど、自分の考えをどのように表現し波及させていくか、試行錯誤でやっちゃってない?
ということです。
伝え方や表現の仕方をちゃんと学べば、もっと飛躍できるのに‥‥‥もったいない! という歯がゆさを感じます。(上から目線ですみません)
だからこそ「作文の教室」は、ライターや編集者を志す方だけの居場所にはしていません。執筆や編集スキルを職能として身につけるだけでなく、社会を前進させる人びとをエンパワーできればと思っています。
そんな思いもあって、昨今、ライタースクールや編集者スクールが増えている中で、今回の僕のスクールはスキル習得を重要視したプログラムデザインをすることで、すぐに学んだことをみなさんの現場で実験できるようにしました。
そしてもちろん同時に、「自分の大好きな街の魅力を発信したい」「地域コミュニティの仲間を増やす呼びかけを上手くしていきたい」「街を魅力的にするため始めた活動の拡大につなげたい」というニーズにも寄り添うことで、作文講座を通じた日本の地域活性化にも貢献したいと考えております。
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sakubun[at]greenz.jp
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