参加者が、自分で学び、考え、何かを立ち上げたり、創っていくことを支援する
という新しい形のワ ークショップが古き良き情緒あふれる東京の下町、根津で開催されている。6月にスタートしたばかりの根津スタジオ。コ ンセプトは、「じぶんの生き方を、じぶんで作るためのスタジオ」。受け身ではなく、集まった人の「や りたいこと」を実現するワークショップでは、セミナーでは味わえない面白さと刺激を与えてくれるとい う。
たとえば、毎回盛況の「2020年ワークショップ」では、10年後の自分と対話する。10年後から始まり、7 年後、4年後、と具体的に考えていくと、夢と現実をリアルに考えることができるという。主婦の方の参加が多 く、「子育てから手が離れたら?」と問いかけていくことにより社会復帰の準備にも役立ち、毎回活気にあふれている。
その他にも「ネットショップ開業」「財団の作り方」などビジネス向けのものから、「ママのためのキ ャリア教育入門」など主婦向けのもの、「市民オーケストラの運営相談」など地域活動まで、そのラインナップは実に 幅広い。参加者も学生、主婦、サラリーマンと様々だ。
根津スタジオの広石さんいわく「誰でも何かひとつ、ワークショップができる」のだとか。集まった参加 者が共に悩み、自由に発想し、考え、自分で次のステップを切り開く。そんな人を支援していくのが根津スタ ジオの目的なのだ。この実現のために「ワークショップ開発ワークショップ」なんてのも開かれるのだそ う。
ワークショップは、9月から本格稼動の予定。昼夜1日2回、週6回の開催を目指している。
「何かしたいけど、何をすればいいかわからない」
「夢はあるけど、実現の方法がわからない」
そんなあなた、根津スタジオで新しい自分を発見してみてはいかが?