ドイツの市民活動「Berliner Tafel e.V.」は、賞味期限切れ直前の食料を有効利用し、失業者などの食事を作っている。
ドイツの首都、ベルリンでは、実に食べ物の20%が捨てられているのだという。それと同時にひところからは回復したものの、失業率はとても高く、8.7%ともいわれている。
そこで「Berliner Tafel e.V.」が、賞味期限切れ寸前の廃棄される食材をスーパーやレストランなどから集めている。集められた食材は、ボランティアの人々がていねいに痛んだ部分をのぞいて料理を作り、社会福祉施設などに送られ、失業者などにふるまわれる。このような施設は、ベルリン市内だけでも、300箇所はあるといわれている。
農家の方が手塩にかけた野菜などを、ていねいに最後まで使うことって大切です!