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外出ができなくても、自然とつながれるかも!? おうち時間が長くなっても、地球を感じて心地よく過ごせる方法を考え実践してみた。

都市部を中心に緊急事態宣言の延長が決まりました。おうち時間に順応できた方は多いと思いますが、我慢の連続でストレスが溜まっている方も多いかもしれません。

自由に外出してピクニックをしたり、郊外にハイキングやサーフィンに出かけたり。自宅の部屋内で過ごす時間が増えると、そんな自然の多い場所が恋しくなっていませんか。

ストレスや不安、落ち込んだ気持ちなどとうまく折り合いをつけるポイントの一つは、”自然にふれる”こと。”自然にふれる”と、ネガティブな感情を反芻するときなどに活発になる“前頭前皮質”の働きが低くなるんだそう。だけど気軽に自然にふれあいに出かけられない・・・歯がゆいですよね。そこで私は、気軽におうちで”自然にふれる”方法はないかと考え、実践してみました。その結果まとめた、3つのヒントをご紹介します!

1. 自分の部屋で“自然にふれる”

室内で植物を育てたり、切り花を飾ったりしようとすると、太陽光の調節や、水換え、掃除などが意外と面倒なことも…そこで、室内では手入れが必要ない“自然”を取り入れるのがおすすめです。

たとえば、リース。長い間飾っておけるうえ、季節や気分次第で手軽に入れ変えることができます!

お花屋さんで購入したしめ縄のリース。

自作が意外と簡単なドライフラワーもおすすめ。ちゃんとできるかな…? と心配しつつ、出来上がるのを待つのも楽しみの一つです。

花の種類によっては、日陰で風通しのいいところに1ヶ月ほど吊るしておくだけでつくることができます。

自然の音や、木、花などには、血圧を下げたり、緊張状態を和らげたり、ネガティブな思考から注意を逸らしたりする効果がありますが、録音された自然の音や、自分の好きな場所、訪れたい場所の写真を見るだけでも気分転換の効果はあるそう。そこで、部屋に写真を飾ったり、家事や仕事のBGMとして、YouTubeで雨や海、森などの自然の音を聴いたりしてみるのもいいかもしれません。

これまでの旅先の思い出を壁に飾ってみるのは、いかがでしょう? これは、私が大好きな小笠原の風景。

2. ベランダや庭を活用

もし、あなたの家にベランダや庭があるなら、そのスペースを有効活用しちゃいましょう!

ベランダや庭に、机や椅子を用意してお茶や作業のスペースをつくってしまうのも一つの手。少し手間はかかりますが、庭にテントを張ってその中にこもっちゃうのもおすすめです! 子どもの頃の秘密基地を思わせ、大人でも意外といい気分転換になります。

犬と一緒にテント生活。これは、去年の春頃。

日当たりのいい外のスペースがあるなら、植物を育てるのもおすすめです。小さな鉢植えであれば、広いスペースがなくても十分に育てられます。

玄関先など、出勤前や帰宅時などに水やりをルーティーン化できる場所で育てると、水やりを忘れてしまう心配もありません。料理に使えるハーブをおうちで育てれば、いつもの料理も手軽にワンランクアップです!

バジル、ローズマリー、イタリアンパセリなどは育てやすく、“枯らしのエキスパート”である私でも、育てられました(笑)ローズマリーとイタリアンパセリは、冬でも残っています。

3. 窓を活用

都心部に住んでいると、外のスペースがない…という方もいるのではないでしょうか。そんなときは、窓を活用してみるのも一つの手。日当たりや眺めのいい窓のそばに、ご飯や作業に使う机を窓を移動してみると、心地よく過ごせる空間を意外と簡単につくれるかもしれません。

私の部屋では、これまで窓際に置いていたピアノを動かし、作業スペースを窓のそばに移動してみたら、陽が明るく、ほのかに暖かく、思いのほか快適に日中の作業ができるようになりました。

(ヒントここまで)

いかがでしたでしょうか。

一つひとつは特別なことではなくても、毎日の生活を快適にしてくれるちょっとした工夫。あなたの生活にも取り入れて、おうち時間を心地よく過ごしちゃいましょう!

[via Harvard Health Publishing, Fastcompany, Unsplash]

– NEXT ACTION –

生活の中で、”自然にふれる”時間や場所をつくってみよう!